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劇団四季ミュージカルキャッツについて1 猫たちは優しいのか優しくないのか

ジェニエニドッツは”優しいおばさん猫”と歌われます。みんな大好きなおばさん猫は優しいけれど娼婦猫のグリザベラには優しくない。ジェニエニドッツだででなく、子猫のシラバブ以外は皆、グリザベラを無視して、優しくない。ジェリクルキャッツはそんな意地悪はしない、と勝手に思っていたから、グリザベラ初登場の場面ではちょっとショック。

でもね、それは人間であるこちらの勝手な解釈。彼ら、彼女らは猫なんだから、理性より本能が優先する。だから、どんなに優しい猫、気のいい猫でも娼婦猫に相対すると反射的に敵対的な態度になってしまうんだろうな。悪気はない、と言ったらいいか。

そう考えられるようになったのは初めて大阪キャッツシアターで劇団四季ミュージカルキャッツを観てから40年も経ってから。

一昨日から開幕した静岡キャッツ。もちろん、観に行きますよ。皆さんもぜひ。

画像は劇団四季の公式サイトより

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