ゴッドタンという番組

筆者が高校生の時にまわりで本格的に流行り出していたゴッドタン。
筆者はそのときにはまだ見ていない。当時はキス我慢が全盛期。男子校だったため一部の友達はずっとその話をしていたのを覚えている。
なんで見なかったのかは正直記憶がないですが、おそらく、純粋にネタとかが好きだったんだと思います。別にそういうのが嫌いなわけでもないし下ネタも好きですが、漫才というものにどっぷりはまっていた時期だったと思います。

(MEMO)ゴッドタン
テレビ東京系列
2005年放送開始、放送時間帯は日曜日の1:45-2:10

大人になって、それこそ社会人になってから見るようになりました。何がきっかけかも覚えています。
一つ言えることは、高校生のときの番組がまだ続いてるってとんでもないこと。

劇団ひとりさんとおぎやはぎさんのバランスがいいですよね。
ひとりさんが暴走して、おぎやはぎさんが巻き込まれて、時々おぎやはぎさんが突き放すときもあります。本当に自由にやってるんだと感じます。
佐久間さんのYoutubeかなんかで、時々台本から外れたときに、みんなで正解を探しにいっている雰囲気と言ってたと思います。スタッフを笑わせにいき、スタッフが笑ってくれると安心する、と。素敵な関係ですよね。我々にみえていないところまで、すごい素敵な番組なんだと思います。

キス我慢の他にも、マジ歌、マジギライなど名物コーナーがありますね。
Youtubeサミットや、事務所対抗の暴露話、気づいちゃった発表会、腐り芸人セラピーなどなど・・・名物企画がいっぱいです。

すこし話は逸れますが、松丸アナの存在も大きいですね。
あそこまで局アナが体を張れるというのもさることながら、あれを許容するテレビ東京にただただ頭があがりません。佐久間さんと松丸さんはプロデューサーとアナウンサーではなく、演劇を突き詰めた大物師匠と若手芸人という感じさえします。
ちなみに一度プライベートで松丸さんをお見かけしたことがあるのですが、とっっっっっても綺麗な方でした。

それでも筆者が神回と思うのは劇団ひとりvsキンコン西野シリーズです。
何回かやっていて、何回目かは忘れてしまったのですが、尻ベーターという対決をやった回があります。
内容はなんか規定にひっかかっちゃいそうでここでは言えませんが、
作り込まれたネタ、練られたエピソードトーク、そういったものはすべて、結局この手のシンプルな笑いに一瞬でひっくり返されちゃうんだよなぁ。筆者が芸人であの場にいたらそんな二人の姿を前に己の虚無感を感じてしまう気がします。
男子校のノリに近いというのもあるのかもしれません。
近年は実業家に近い、創作活動などもやられている西野さんがあそこまでする姿がほぼ唯一みれる、貴重な場です。
たぶんこれも、西野さんがひとりさん、そしてスタッフを信頼している証拠だと思います。
なんやかんやで西野さんが芸人であることを一発で証明してくれています。

周囲には、「あれが一番好き」と言うと、引かれてしまいそうであんまり言えません。笑

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