【ハンドメイド】04. やりたい事が多いときは : 種を蒔く作業
こんにちは。ハンドメイド作家のいまいです。
何かに挑戦したい、趣味を始めたい、という時に、いろんなことに興味が出てしまうことってありませんか?
・あれもこれも気になる
・やってみたいけど何が向いてるかわからなくて動けない
20代の私はまさにこれで、調べたりはするものの、スタートさせる程の「これだ」感がない。で、けっきょく何もしないというループに。
きっと「無駄になったら嫌だ」という考えが無意識にあったのだと思います。
つまりは、たった一回の打席でホームランを打とうとしていたのです。
今思うと愚か過ぎます…。
結論から言います。
気になることは全部やるしかない!!!!
です。
やる前から「これだ」感なんて持てない
これは自分でやってきて本当に、身に沁みて、つくづく感じてます。
例えばハンドメイドといっても様々なジャンルがあるわけです。
書き出せないほど色々あります。
minneでジャンル検索するとズラーっと出てきます。
たとえば最初から「私は編み物が好き!だから編み物作家になりたい!」という場合は、やりたいことが明確なのでわかりやすいですよね。
でも「ハンドメイド活動がしたい!」から入った私は、「ジャンルどうする問題」が出てくるわけです。
やりたい事が明確に絞れていなかったのです。
ではどうしたか。
答えは簡単。
「とりあえず気になる種を片っ端から植えてみる」でした。
ここでめちゃくちゃ大事なのは「とりあえず」というマインド。
「やるぞー!」と燃えない方が、力まずにぬるーっと行動できるものです。
試したいことが多いほど、一回一回燃えていたら燃え尽きてしまいます。
ハードルを下げに下げまくる。
それが楽に行動に移せるカギだと思います。
まず何か始めるためには専用の道具を揃えたりと初期投資が必要になってきますが、これも最小限にします。
図書館で作り方の本を借りたり、100均で道具を揃えることもできますよね。
まだ「売る」段階じゃないので、作るものもお手本通りでOKです。
こうして「とりあえず作ってみようマインド」で気になっていたジャンルをいろいろ試しました。
・刺繍
・こぎん刺し
・編み物
・布小物
・消しゴムはんこ
・陶土、粘土
・ファブリックグッズ
・張子
・アクセサリー
一回やって、「めっちゃ向いてない笑」と瞬時に悟るものもありました。
でもそれは無駄だったのか?
やってみた事によって、選択肢から外すことができたのです。
「私の畑ではこの種は育たないのね。」
と一つの研究結果が得られたわけですから、心置きなくあと腐れなくすっぱりとジャンルを絞っていけるのです。
そして研究結果が増えるほど、「合っているかも」「楽しいかも」という感覚をつかみやすくなります。
合っていないものがあるからこそ、比較ができるんですね。
それでもまだ3ジャンルくらいは残っていて、さてどうするか…というところで、次の作戦(強行突破)に出ました。
初めてのイベント出店
唐突に思い立ってイベント出店の申し込みをしました。
まだジャンルも定まらず、オリジナルの作品もない状態で、です。。。
とにかく表に出して、お客さんの反応を見たかった。
それに、イベントは開催日が決まっていますよね。
締切を作ることで、それはもう加速的に頑張れるわけです。
イベント出店は作品作りだけじゃなくブースのディスプレイなど他にも考えることがたくさん。
最後の一週間は、文化祭前のようにひたすら作品作りとブースの準備に追われていました。
そして絞れなかった3ジャンルを並べたブースで出店したわけです。
その結果、お客さんの反応が1つのジャンルに集中しました。
「これかー!」と、ここでようやく自分に合った種を見つけられました。
もちろん多ジャンルでも、世界観が統一されていれば全然いいと思います。
でも私はそこまで色々できそうになかったので、まずは1つに絞って集中したかったのです。
合った種をみつけたら、これからはその種を育てる事に時間を費やせます。
この最初のイベント出店が、私のハンドメイド活動の始まりになりました。
やりたい事が多いときは : まとめ
・やりたい事は全部やって、合う合わないをさっさと知る
・試すときはハードルとコストを下げて、気楽にやる
・やってみてさらに絞るなら、第三者の反応を参考にする
・行動力をブーストするには、他者が関わる「締め切り」をつくる
すべて、実体験を通してすごく大事だな、良かったなと思うポイントです。
ジャンル迷子になっている方や、ハンドメイドじゃなくても何をすればいいか悩んでいる方に、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
ではまた。