ナイジェリアのKIMONO
まずは図案の状態を紹介。
これが完成品!
なんて豪華なんでしょう! 振袖だからこそですよね。昨年の10月でのショーで配られた資料を元に入力しました。図案の解説です。
【着物】ナイジェリアの着物は、日本の琳派の様式美にナイジェリアの文化や風景を取り入れることを製作の主題とした。ナイジェリアの国鳥であるカンムリ鶴を雄々しく描き、極楽鳥花などの花で華やかに飾り、ナイジェリアに共存する254の部族を254の蝶で描き上げた。色彩はナイジェリアグリーンを中心としながらも、赤道と太陽を意味する赤、熱帯雨林から見上げた空を青で描いている。金箔を多く使用することで、琳派画を彷彿とさせる豪華絢爛な作品となっている。
【帯】帯は、西陣でも高級織物で定評のある「仁盡(じんせい)」が、ナイジェリアの遺跡から出土した宝物の仮面や放射状の文様から取材し、グリーンと金を用いて印象的なデザインで織り上げている。
【着用姿】
帯締めと帯揚げの紫がまた着姿をより素敵にしています。
やはり、着物は着て完成するのだな〜、と感じます。
少しずつ、こうして紹介していきたいと思います。
Federal Republic of Nigeria
KIMONO:あめや藤本 OBI:仁盡
[写真提供]イマジン・ワンワールド:KENGO MAEDA
[テキスト]帯・着物の解説:イマジン・ワンワールド キモノプロジェクトより
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