新人は辛いわねって話
最近、新しい環境で生活を始めた。
新しい街、新しい職場、新しい役割、、、
新人は覚えることは多いが、一方でツールや仕事道具は徐々にしか増えない。
使い方も分からず、効率も悪く、手間とタスクと焦りだけが増えていく。
皆が話している内容が理解できず、自分がいかに無力で生産性の低い社員か見せつけられているような気持ちにさえなる。
「新人はそんなもんだ。ゆっくりでいい。」
誰もがそう優しくしてくれる。
私も逆の立場ならそう言うはずだ。
けれども、自分となると甘えてはいられない。
私は1日でも早く戦力になりたい。
どんな事柄でも、誰かに背負ってもらって
やっとそこにいられるような状態では
後ろめたさがあり気持ち悪く、安心できない。
タイトルの「辛い」とは無力な自分に対しての
憤りから来る言葉である。
誰でもするミスならしないようにしたいし、
皆がすぐにはできないなら、すぐできるようになりたい。
ただの新人や若者ではないと、証明したくて仕方がないのだ。
それが叶っていない現状にイライラしている。
こんなものじゃないだろう、自分。
私は恵まれている
しかし日々感謝を忘れずに歩みたい。
先輩や上司は優しく、優秀だ。
「怒らないからなんでも聞いて」と言ってくれていて、本当に怒らずにきちんと説明してくれる人達ばかりで日々嬉しい驚きばかりだ。
ど田舎の僻地に住んでいた自分が、今では新幹線も止まる大きな駅の徒歩圏内に住む。
月給13万円だった高卒男が、結婚して家賃9万の部屋に住んで日曜日にこれを書いている。
ボロボロの工場で働いていたのに、今ではオフィス街のビルで働く。
夜きちんと眠れる生活が欲しくて転職し、平日の休みで我慢していたが転職し、土日きちんと休める仕事まで来れた。
5年かかって、やっと。
これまでも楽しく生活はしていたが、速さを優先したせいで、綱渡りの状況も多々あった。
若気の至りだと言われたこともあった。
それでも後悔したくなかったし、否定してくる人間に証明したかった。
大卒じゃないから。親が金持ちじゃないから。容姿端麗じゃないから。と
それでも、自分次第で幸せに生きていけることを証明したかったのだ。
私は今幸せで、毎日が楽しい。
妻の為にもたくさんお金を稼いでいきたい。
そしてそれを目指せる場所に立っているのだ。
自分の行動の結果だとも言えるが、それを助けてくれた人は数えきれないほどいて、感謝を忘れてはいけない。
そしてもっと大きいステージで結果を出して、その時に大きな声で感謝を伝えたい。
その為にもここで満足はできないと思う。
だから、変わり続けろ自分!!
何のために書いたのか
今回の投稿は、言ってしまえばメモだ。
数年もしないうちに、私はおそらく大きな挫折や試練に見舞われることだろう。
前職との違いは、私の仕事内容が影響を及ぼす人の数が違うということだ。
失敗を犯せば、責任も大きくなる。
その時に挫けず歩き続ける為に、自分の中にあるものを文字にしたかったのだ。
見失った時に見返して、本来の自分を掴みに来たいと思う。