対話型インタビューマガジン Conceptual dialogues はじめます。
こんにちは。大島 有貴です。
このたび、Conceptual dialogues をはじめます。
Conceptual dialogues は対話型のインタビューマガジンです。
概念について、数人のゲストを招き、対話を行います。
概念について、対話をする。
そのことが、私たちの未来をつくる上で、重要な役割を担うのではないか。その問いが、今まで、さまざまな人の想いを深掘るインタビューマガジン Imaginations Fileを続けていく中で、湧いてきました。
昨今、話題になっているSDGsをはじめとした「答えのない問い」=概念を考えることが、現代の私たちには求められています。なぜなら、今の世の中が、以前より予測不可能であること。そして、人が何に幸せを感じるか、ということがより多様化してきているからです。
今までの世界は、みなが同じ価値観をもち、「大きな物語」を追いかけました。大きな会社に入社し、出世し、定年まで働いて、あとは年金生活で悠々自適。稼いだお金は、自分の余暇や物欲を満たすために消費する…。男性が働き、女性がそれを支える。そういった価値観をほぼ全員が持っているという前提に、様々なものが作られてきました。
ですが、今は違う。一人一人が「小さな物語」を、自分の中に創造していく時代です。人としての倫理観は守りながらも、(その倫理って何?ということについても、話していきたいと思っています)自分が自分らしく、そして、他の人たちもその人らしく生きていくためには何が必要なのか。
みなで考えていきたいと思います。
第一弾記事は、5月上旬公開予定です。
楽しみにしていただければと思います。
2021年4月20日
大島 有貴
写真:櫻井 充