デジマ向上委員会でマーケティングスキルの底上げをしよう
今回はデジタルマーケティングの参加型トレーニングプロジェクト、「デジマ向上委員会」のレポート記事をお届けします。その内容の一部をご紹介するとともに感じたことをお伝えします。
「デジマ向上委員会」はIMAGICA IRISオリジナルの全員参加型トレーニングプロジェクトです。社内のメンバーが発起人となって定期的に実施しています。
3チームにわかれプロモーション案の企画・立案、実際にどのような提案をするかをチームで検討し、社内でプレゼンをします。
講評会を経て最終的には実際にクライアント様へ自主提案までするところがデジマ向上委員会です!
この社内施策は『誰がターゲットで何を目的として広告施策を行っているのか』という視点をメンバー全員が普段の業務から持ち、より意識を高めていく為に始まりました。
また、各々が自身のセクションだけではなく、クリエイティブ制作から運用まで他のセクションの流れを実体験として落とし込むことで、より知見や関心を深めることも目的の一つです。
今回の記事は前半編として、各チームのプロモーション案の会議の様子の取材レポートです。後半編では実際のプレゼンや講評会の様子をお届けします!
前回の「デジマ向上委員会」はお題がありましたが…今回はお題はありません。「どの商材にするか」もそれぞれのチームで考えます。
過去に商談やお取引などがあっても、現在はやり取りのないクライアント様。もしくは既にお取引はあってもよりよい施策提案の立案など、チームメンバーが全員で考えるところから始まりました。
チームごとの取材
IMAGICA IRISの社名にちなんでチームは「I」、「R」、「S」の3チームが結成され、それぞれ3つのチームの会議の様子を取材しました。
チームIはある「女性のスキンケア商品」のプロモーション案の話し合いをしていました。
過去に担当した案件で『そのナレッジを今回の案に生かすことはできないか?』、その案件で『今回必要な事とそぎ落とすことは何か?』の検討をしていました。
特に主な議題はディレクターが考えたYouTube広告の具体的なクリエイティブ案についてです。クリエイティブ案をメンバー全員で確認しながら『設定したターゲットに刺さる内容なのか』、『PDCAを回すことができるか』の議論をしていました。
加えて『勝ちパターン』を見つける為に何パターンか作成することについても話し合われていました。
どんな広告だったら自分事化しやすいか真剣に話し合われている様子が印象的でした。
チームRは「レジャー施設」のプロモーション案の話し合いをしていました。
チーム全員でTikTok動画広告の構成案の案出しをするところから話し合いは始まります。
中にはユニークなタレントの方に出演して頂く案など、様々な案が発表されます。
その案はタレントの方の一発芸を活かし記憶に残りやすいよう動画広告の特性を考えられており、効果的なアプローチになるように工夫されていました。またドラマ仕立ての構成案なども発表されました。
「〇〇さん(タレントの方のお名前)レジャー施設のプロモーションによく出てるんですよね」
あるメンバーがそう発言すると予め準備していた過去の市場調査の資料を展開していました。すると過去の分析から現在のニーズに合わせたプロモーションはどのようなものか?など話し合いは更にヒートアップし積極的な意見交換がされていました。
チームSは「洋菓子の催事」のプロモーション案の話し合いをしていました。
どのようなターゲットがその催事に足を運ぶのかイメージをメンバー間で再度共有したところで、媒体選定の確認に進みました。『なぜその媒体のそのメニューがいいのか』、『他の媒体との組み合わせで想定されることは何か』過去の実績を踏まえて検討に進んでいました。
媒体選定の話題の次はクリエイティブについての話し合いが進められます。クリエイター原案の漫画のコマ割りから、ディレクターが媒体特性に合う広告のコンテの起案を展開していました。
「一番最初に目に入るのは〇〇〇(催事の呼称)があった方がいいんじゃないか」
視認性を意識した広告づくりを普段の業務から意識していることが良く分かる話し合いでした。
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