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【アプリマーケティングの基本の基②】アプリインストール広告を始めよう

自社アプリのプロモーションで、このようなお悩み…ありませんか?

・新規インストール数が増えない、これから増やしていきたい
・アプリのプロモーションで何から始めればいいのか分からない
・インストールだけじゃない!アプリの利用率を上げたい!

この記事では、広告を活用したインストール獲得の方法をご紹介!
アプリインストール広告の種類から運用方法について、アプリマーケティングの基本を1から説明していきます。


前回はアプリインストール広告とは?について解説をしました。

今回は、アプリインストール広告を実施するにあたって必要なステップを
大きく3つにまとめて説明していきます。



アプリインストール広告を始めよう


ステップ① アプリとSDKツールの連携

アプリインストール広告を実施するにあたって、
SDK(Software Development Kit)と呼ばれる、アプリの広告効果を計測するツールを必ずアプリと連携する必要があります。


アプリの場合、遷移先が通常のWEBサイトではなくApp StoreGoogle Playのストアページになるため、計測に使用するタグを埋め込むことができません。
それによりアプリ内部のデータと外部データが切り離されてしまい、インストールしたユーザーがどこから流入してきたのか、オーガニックのユーザーかどうかを判断することができなくなります。

その問題を解決するために、SDKの連携が必要になります!
SDKが連携されていないと、以下のような不具合が発生してしまいます。

・複数メディアでの配信の際、インストールの流入元が分からなくなる
・アプリ内でのアクション(アカウント登録、課金)を計測できない
・SDKの連携が無いとアプリインストール広告が配信できないケースも…

SDKはWEB広告においてのタグのような役割を持っているので、
連携することによってアプリストアページに遷移しても、流入元のユーザーデータから切り離されることなく、インストールや課金の計測を追うことができます。

アプリを運営する企業の多くはAppsFlyerAdjustといったSDKを連携して、広告効果の計測はもちろん、オーガニックユーザーの数値なども確認しています。
※SDKを連携していく際は、代理店等を通さず直接SDKと連携される方が効果計測もスムーズに行いやすいのでオススメです。


ステップ② ターゲットと目的の設定

通常のWEB広告と同様に、広告配信にあたってターゲットの選定目的の設定が必要になります。

★ターゲット
どのようなユーザーにアプリを使ってもらいたいのか

これを軸にクリエイティブで他社との優位性(訴求ポイント)を押し出していきます。
当社場合、広告効果のノウハウももった制作担当と運用担当者チームとなり
ABテストを通してターゲットとマッチした効果の高い訴求ポイント・見せ方を確立させていきます。

★目的
広告接触ユーザーにどのような行動をしてもらいたいか

アプリインストール広告の場合、インストールの最大化
もしくはインストール以降の最適化のどちらかを目的に配信を行うケースが多いです。

【インストール最大化】
 →オーガニック以外からのユーザーを増やす
【インストール以降(アクション)の最適化】
 →インストール後のアカウント登録、課金率を上げる 等

アクションの最適化を行う場合は、インストール以降の登録率が低い課題を持っていたり、ROASを向上させたい時の目的として設定されることがあります。

GoogleアプリキャンペーンやMeta広告は、上記目的での配信にオススメなメディアとなっています。
インストール最大化の配信とは別に、特定のアクションを最適化ポイントに設定して、アカウント登録/課金を行う可能性があるユーザーに配信されるように機械学習を行うことが可能です。


アクション最適化配信は、インストールよりも更に深い到達地点をCVポイントとして設定するため、インストール単価よりも金額は高くなります
各配信メディアが推奨する機械学習に必要なCV数は変わらないので、
CV数を確保するためには、インストール最大化配信時よりも更に多い金額を投入することが時に必要になります。

また、目的に応じてクリエイティブの変更も必要になります。

サブスクリプション制のアプリの場合、クリエイティブに月額費を記載すると、CPIは割高になる分、その後の課金率は向上します。
対して月額費を記載しないでおくと、CPIは抑制されるもののその後の課金率が落ちることもありますので目的に合わせて、CTAの設定も考えていきます。


ステップ③ メディアの選定

SDKの連携、ターゲット・目的設定後は、配信先メディアの選定に入ります。
前回のnoteでもご紹介した通り、アプリインストール広告はApp Store/Google Playで配信を行うアプリストア内広告と、それ以外のアプリストア外広告の2つがあります。

アプリ商材に限らず獲得を目的としたWEB広告を実施する場合、初動は顕在層の獲得を行い、徐々にターゲットユーザーの拡張を図ることが基本となります。

アプリインストール広告を始めるにあたっても、初めは顕在層の獲得を目的にアプリストア内広告から始めることが多いです。
その後、顕在層の獲得が安定していったら、準顕在~潜在層向けにストア外広告を行っていきます。

ステップ②のように、広告の目的をどのポイントに設定するかによっても、選定するメディアは変わります。
そのため、アプリ詳細とユーザーの親和性を考慮して、初めからアプリストア外広告を実施する場合もあります。


まとめ

今回は、アプリインストール広告を始めるにあたって必要な要素についてご紹介しました。

ステップ① AppsFlyerやAdjustといったSDKとアプリを連携させる
ステップ② 配信目的によって、最適化ポイントの設定が異なる
ステップ③ 初めは顕在層の獲得(ストア内広告)を行い、徐々に潜在層(ストア外広告)にまで範囲を広げていく

アプリインストール広告では、効果を出すには、最適な広告運用と配信メディアに合ったクリエイティブが必要です。
当社では、アプリ業界に特化したチームで広告主様のプロモーションのお手伝いをしております!

詳しく話を聞きたい…!という方は、ぜひコーポレートサイトからお問い合わせください。


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