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クリエイティブチームが考える月間広告傾向 8月号

広告を作っている人は日々、SNSやテレビを見たり、ネット検索をしている時に「今こんなのが流行ってるんだ」「こんな出し方あるんだ」「今度こういうのやってみようかな」と、いつか来る正解のない問題解決のため、常に目を光らせていることと思います。
私はSNSが大好きで、平均よりも見ている時間は長いほうだと思うので、写真フォルダはとても圧迫されがちです。
そんな私が毎日SNSやネットなどを見ている中で、「これは最近よく見る見せ方だな」と感じたものを、「広告傾向」という形で記事にしました。
ぜひ覗いていってみてください!



■ 料理広告の定番「ハンバーグ」

考察

美味しそうなシズル感のある料理の広告に当たると「あぁ美味しそうだな」「今晩はこれにしようかな」と想像力を掻き立てられます。自分の好きな料理だと尚更なので、「広告は万人に当たるもの」と考え、より多くの人に好まれる献立選びが大事だと感じます。

私も実際食品の広告クリエイティブを制作している中で、やはり献立によって引きがあるものと無いものはハッキリ結果が出やすいと感じています。
引きがあるものの中で一番CV率が高いのは「ハンバーグ」です。

ハンバーグは子供が好きな献立のイメージが強いですが、大人の好きな食べ物ランキングをいくつか見てみると基本上位に入っており、肉料理で好かれる献立の代表と言えるでしょう。

広告に掲載する献立を選ぶ時に気をつけているのは「一瞬で献立名が浮かぶ見栄えのもの」を入れることです。基本流し見されるので、テキストもそうですが、よくわからないものより瞬時に理解できるものを表示したいです。その点で言えば炒め物や液体の献立に比べ、ハンバーグは形状がパッと見認識しやすいため、最適なのだと感じます。
また、油をまとっていたり、肉汁が閉じ込められているのでシズル感を表現するには最高です。

参考を見ると、ハンバーグの献立はメインに据えられていたり、複数ある中でも目に入りやすい場所に置かれていることから、みなさん「ハンバーグの見栄え」を認識して使用しているんだなと思います。

活用時の注意点

あまり注意する点はないですが、献立画像は色味を大事にしたいですね!


参考

ハンバーグが入った広告
ちなみにデリバリー広告はハンバーガーが多かったです(分かりやすいからでしょうか)


まとめ

食品の広告は献立選びや訴求と同時に、「商材の見栄え」も同じくらい大事な要素として考えています。
一人一人スマホやパソコンの種類、画面の彩度や明暗は違います。その中でもより良く映るように気をつけているつもりです。ですが、ずっと同じ制作の作業をしていると色味などは目がおかしくなってくるので、適度に休みながらやりたいですね。人間と共に一晩寝かせるのが一番です!


※この記事は広告トレンドの研究・分析を意図したものであり、特定の商品の購入やユーザー登録を推奨するものではありません。また、掲載した画像は、インターネット上で実際に配信された広告を引用したものです。

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