見出し画像

長い長い転職活動を終えました

こんなタイトル、以前にもつけた気がする。
2年前の夏、転職活動をして内定をいただいた会社に心を決めきれず、現職の異動で頑張ると決めた投稿だった。

異動から約1年半経ちましたが、この1年半が本当に辛く、もがいたり放心したり、いろいろありすぎた…。

まず異動先の雰囲気がなかなかに悪い状況だった。
お局がずっと悪口を言い続けるものの、その人しか知らない仕事が多すぎて課長も目を瞑るありさま。
若手がどんどん病んでいき、息を殺して自身がいじめの対象にならないような生き方をして、徐々に心が死んでいっていた。

また自身の問題だが、上司に懇願して異動させてもらったことが居心地を悪くした。
その背景は部長しか知らないものの「こいつ異動したのに活躍しないな」と思われてるかな、とか余計なことを考え過呼吸になってしまった。

30歳になるし、もう子どもを産もうかなと思っていたものの、生んだ後にこの環境に戻りたいと一ミリも思わないな、人生で一度は仕事楽しいと思いたいと思い始めていた。
また仕事をバリバリしたい願望があった中で、今の環境はぬるま湯すぎるなとも感じていた。

昨年の5月、半年ぶりに転職活動を再開した。
これがうまくいかないことなんの…
メーカーの転職はそもそも枠が少ない中でも、募集も不定期のため、物件探しのように毎日新規募集があるか見続ける。
時々書類選考に通った会社の面接を受けるものの、久々の圧迫面接で自信喪失してしまったり。

そんな中で全く期待してなかった企業スカウト型のサイト経由であるA社の人事から直接連絡をいただいた。もはやサイトに登録していたことも忘れていたが、天から蜘蛛の糸が落ちてきたかのように乱舞した。
だが企業から連絡してきたのに、なんと1回目は書類落ち。選考したのが人事ではなく募集部署だったので致し方ないが、てっきり書類選考は行けるものだと思っていたので「ぬか喜びさせないでよ!」とひどく落ち込んだ。

そこからまた他のエージェント経由で色々応募したものの、気持ちがすり減りもう限界に来ていた。
もう今度こそ辞めよう、もう私生活に舵を切って、色々目を瞑って仕事はほどほどに頑張ろうと思っていた。

そこに再度A社から連絡をいただいた。
今度は違う部署からの募集があり、そこに応募してみないかとのこと。2度もチャンスをくれるなんてありがたい…!!絶対にこのチャンスを逃したくない!と思い、情報収集と自己分析の日々。

努力と執念と運が重なり、内定をいただけた。
内定の連絡をもらうまで、胃がキリキリして食事も喉に通らない毎日だった。
当初の予定より遅めのメールで「内定」の文字を見た時、駅のホームで長い戦いが終わった安堵から静かに泣きながらスマホを握りしめた。
ずっと協力をしてくれたいた夫に一番に連絡をして、心から喜びホッとした声を聞いてまた泣けた。

働いていたらこんな自己分析もキャリアを考えることもなかったと思う。だから転職活動だけでもやることは意味があったと感じている。
ただ私はあまりにも長すぎた。仕事にも影響が出かねないし、体力も気力もすり減らしていくので短期間でやることがベストだと思う。

次は業界もガラッと変わるため、また大変なことも多いと思うが、気持ちを新たに頑張りたい。
社会に揉まれながらも、しっかり地に足をつけて少しずつ前進できるよう、努力を続けたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?