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おい業者、返事しろよ
そんな打合せはオンラインでやりゃ良いのに、その通信会社は、通信会社のくせに営業マンがわざわざ訪問して名刺を置きにやってくる。「何かお困りのことは無いかと思いまして。」その会社はパソコンや事務所の家具や什器、福利厚生まで取り扱っているだが、ソリューション営業というのは名ばかりで、実態は荒物屋や小間物屋を超えるものではない。目利き品揃えこそ販売の商売の核心技術のはずなんだが、ぜんぜん足りないからだ。
ひとくちで言えば「センスがない」ことなんだが、聞き取り力というか質問力というか、顧客の真の依頼内容をキャッチする能力が会社として劣るので困る。問い合わせのメールに対しても返事がない。すぐ返事しないなら回答の納期くらい返事しろよ。そんな調子だから、顧客の潜在需要の掘り起こしも実際できない。
取引先の愚痴を言っても仕方ないし、振り返って自社の自部署の活動計画づくりを見ても、真の業務の要件や要求の捕捉と目標設定がズレている。人のことは言えない。社内のIT活用について言えば、トラブルや不具合に迅速に対応して親切に処置することが目標ではなく、トラブルや不具合が生じないような速度と安定動作するシステムを作る(あるいは改良する)ことで、究極にこの目標が達せられたら不具合に対応することそのものが不要になる。
それ、理想でしょ。
電気や水道といったインフラはめったに止まらないような安定性堅牢性こそがクォリティであって、感じの良いスマイルとか親切なアドバイスなんか、要らない。理想というか目標設定のズレを埋めたいなあ。
ところで、昨日は2025年の立春だった。ある意味、真の年始まりだ。文字どおりの初搾りの酒で一年の無事を祈った。