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scramberry WALLETのここだけの話 vol.6「デジタルウォレットアプリのアラート機能で安心体験」
こんにちは、NTT Digitalの今枝です。
今回は、scramberry WALLETのアラート機能についてお話します。
web3におけるリスク管理
これまでのインターネットの世界では、SNSやユーザー参加型のプラットフォームは企業(プラットフォーマー)が提供し、プラットフォーム上のサービス利用におけるリスクもプラットフォーマーが管理をしています。
プラットフォーマーがリスクと判断するものは、そのサービス自体が使用できない状態となっていることも多々存在しています。
web3は、ユーザの自己判断により様々なサービスの利用が可能であり、ユーザーに大きな自由と可能性をもたらしています。
その反面、従来のサービスと比べてリスク管理の多くがユーザー自身に委ねられています。
「web3のサービスを使ってみたいが、詐欺や情報セキュリティ面が不安」というweb3に馴染みのないユーザーが安心してサービスを利用できるようscramberry WALLETではアラート機能を実装しています。
scramberry WALLETのアラート機能
ここでは、私たちのscramberry WALLETに実装されているアラート機能の一例をご紹介します。
NFTに対するアラート
scramberry WALLETでは、受け取ったNFTが安全ではない可能性がある場合にアラートを表示します。
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NFTに埋め込まれたURLからサイトへ誘導するものがあり、実は誘導先がフィッシングサイトだったという事例もあります。
こうした危険性を防ぐため、scramberry WALLETではNFTに埋め込まれたURLを直接タップできないようにする仕組みを採用しています。
2.安全性が確保されていない外部サービスにアクセスする場合
scramberry WALLETでは、外部サービスに接続しようとした場合、ユーザーに注意を促します。
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まとめ
scramberry WALLETは、ユーザーに安心してweb3のサービスを体感してもらえるように様々な機能を搭載しています。
今回ご紹介したアラート機能のように、安全性が確認できないサービスはユーザーに注意を促すメッセージを表示する一方で、Web2のように、一方的な管理や特定サービスの遮断等はせず最終的な判断はユーザーが実施できるように工夫しています。ぜひ、scramberry WALLETを通じて、web3の新しい世界を安心して体感してみてください。
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