Nikon D3300とタイ旅行2023
こんにちは。imadonです。変な時間に起きました。
Nikon D3300
今年の6月に友人に安く譲ってもらった初めてのレンズ交換式カメラで、この時カメラ歴3か月くらいだった。
カメラのスペックとか。
2014年発売
一眼レフカメラ
APS-Cセンサー
約460g
レンズは18-55mmと55-200mmのキットレンズ二本
https://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d3300/spec.html
出発 バンコクへ
家を出るギリギリまでArrow a RowというSteamの無料ゲームをやっていた。マジで時間溶ける。
天気が悪い。
機内ではほぼ寝れずに6時間耐えた。コロナ前は東京-バンコクの格安航空直行便はNRT-DMK(ドンムアン)だったけど2023年はNRT-BKK(スワンナプーム国際空港)に代わってた。着陸後、滑走路から手続きの建物への移動がバスなのが面白い。
初日はスクンビットのホテルに泊まった。近くの歓楽街はCyberpunkの雰囲気あり。
2日目
日本から持ってこれなかった液体物のボディーソープやTシャツ数枚、エアコン効いてる寝台列車に乗るために長ズボンを調達。ボディーソープは道中の洗濯でずっと使った。ビーサンを日本の百均で買い忘れてたので買いたかったけど、350Bの高いやつしか売ってなくてスルー。
調達と翌日の寝台列車の予約を終え、過去のバンコク滞在でずっとスルーしてたルンピニ公園へ。
猫がたくさんいてすごい。
3日目
散髪。安い床屋で"short"とだけ注文するとアジア風のいい感じのダサいカットにしてもらえてうまく馴染むので好き。ホテルチェックアウトして電車の時間までやることなかったのでまたルンピニ公園へ。
公園の西部にはジュースの屋台があって、お店のおばちゃんが餌あげてた。
市内北部のバンスー駅から、国鉄の寝台列車2等窓無しで北部の町チェンマイへ。12時間750km、3000円。
自分は夜出発の電車を予約していたので最初からベッドが展開されていた。荷物を置く棚あり。カーテンと寝相悪すぎ人間の落下防止テープがあった。コンセントは各列車1か所のみで各席にはなかった。
4時間ぐらいしか寝れなかった気がする。
4日目 チェンマイへ
騒がしくなってきたのでカーテンを開けるとベッド格納作業が始まってた。下段の客は既に降りたらしい。
愛用の20LバックパックとRDの斜め掛けトートを撮影。機内持ち込みバックパッカー、今回はデカ荷物を背中に入れてカメラお金パスポートをトートにいれて前掛けするスタイルを採用。
本当にレフ機のシャッター音と振動が良すぎて気持ち良くなってた。
チェンマイ駅到着。国鉄の駅はチェンマイ旧市街からそこそこ離れてるのでタクシー移動。ホテルについて寝ることしか考えられない。
タクシー運転手にホテル名を伝えられなかったのでホテル近くの寺院ワットチェンマンに向かってもらった。
ホテルで爆睡。寝台列車で寝られないと到着即がっつり活動のムーブができず、寝台のうまみが減る。
宿はとりあえずAgodaで2泊予約しておいて、滞在を伸ばしたくなったら現地で交渉するムーブを採った。一泊大体2000~3000円の範囲で探した。
5日目
チェンマイでやりたかった寺院巡りをする。タクシーチャーターの交渉。
山の上にある黄金の寺院、ワット・プラタート・ドイ・ステープに行った。体調は全快だったけどフワッとした観光になってしまったので写真無し。黄金ってなんかツボじゃないかも、の気持ち。
洞窟寺院ワット・ウモーンへ。遺跡っぽくてかっこいい。洞窟の中はキレイに整備されすぎててなんかツボじゃない、の気持ちに。
運転手さんには1時間後に戻ると伝えていたので、暇になって周辺を散策。バスケットコートを見つけた。
この辺で比較的安くビーチサンダルを入手出来て完全体になった。雨季だから洗濯と乾燥が追い付かず、適宜Tシャツと靴下は買い換えている。
6日目
前日に予約したドイインタノン国立公園周辺のトレッキングツアーに参加。日本人は自分だけだし、みんなカップルか親子か兄弟で来ててソロ参加も自分だけだった。
日本の森と雰囲気が違って面白い。常に視界から湿度の高さを感じる。
ここにきて標準レンズにもVR(手振れ補正)スイッチがあることに気づき、手持ちで水の流れが撮れることに感動。
7日目 パーイへ
寺院巡りが想定していたより刺さらなかったのでタイ旅行の後半をどうするか、チェンマイ滞在中にかなり迷った。予定では更に北のチェンライに行き追加の寺院巡りをするつもりだったがやめ、北西のメーホンソンに行こうとしたが山道のバス移動6時間が過酷すぎてこれも断念。メーホンソンの途中にあるパーイという町が温泉や景観で有名らしいことを調べてここに行くことにした。
チェンマイと比べると圧倒的に静かな町で、若干の観光地疲れを起こしていた自分にちょうど良かった。現地の移動にはレンタルのスクーターを使った。スクーターに乗るのは2020年のミャンマー滞在以来2回目だが、ミャンマーと違いタイは日本と同じ左車線で安心。
8日目
のんびり起きて猫を撮ってからパーイの観光へ。タクシーがないのでスクーターのレンタルは必須に思える。
行動が午後からになりがちで、スコールが来るので観光のペースはあまりよくなかった。このときはパーイ滞在が長くなることを見越してレンタルスクーターの延長手続きにきたら雨が降り出し、そのまま雨宿りになった。
市内から7km離れた宿泊地に向かう途中にある看板。
Two Hutsから、パーイの日没。マリファナの匂いがすごくてヒッピー村の雰囲気がある。バイクで来てるからお酒飲めないのが辛い。日が沈むときはオートホワイトバランスを切ったほうがよかった。
夕食のため、今日も夜市へ。中国の雲南料理がおいしかった。パーイには中国人村もあるし、中国から流入してきたのか。陸続きの大陸って面白い。
9日目
前日に予約しておいたエレファントトレッキング2時間ツアーに参加した。
象2頭におやつをあげながら散歩するツアー。前半1時間が丘エリア、後半が川で水浴び。この日は前半の参加者が自分だけだったのですごく贅沢だった。
Thom's Pai Elephant CampでガイドとカメラマンしてるIke Kraushaar氏の象の写真はここで見れるので是非。
https://www.instagram.com/ike.kraushaar/
ツアー終わってもまだ昼過ぎだったのでスクーター乗って出かけた。
田んぼを見ている間にスコールが来たのでカフェで時間つぶしてから帰ると虹が出ていた。ノーマル設定だと虹がよく写らなくてこのときだけカメラのピクチャーコントロールをビビッドにしてた気がする。写真の枚数多いし帰国してから画像弄ったりしないだろ、という気になってJPEG記録の設定を考え出したのがこの辺り。
10日目
まだパーイ滞在。ホテルの日程も延長しまくり。プライベートのかけ流し温泉付きで一泊3500円のとても良いホテルでした。
町の中心部から離れてのんびりしたい人におすすめ。
温泉の町に来ているので、自然湧きの温泉へ。サイガーム温泉は底から温泉が湧いているらしい。このために夜市で海パン買って入ったけど温度はややぬるかった。
モーペーン滝へ。天然のウォータースライダーになってる。
11日目 チェンマイへ
パーイ滞在最終日。早朝の闇の中でバイク出して中国人村の展望台であるユンライに行ったが霧雨が降って日の出どころではなかった。雨季なので仕方ない。
ものすごい坂の上にあって運転しながらコケそうだった。D3300は色温度指定の機能はないので、晴天日陰と曇天を試して直感に合わせてどっちかにしたと思う。
ターパーイ温泉。自然湧きだけどこっちは温度が高く源泉80℃、少し下流で36℃になって人が入れる場所がある。
サイガーム温泉より整備されてて着替えのためのスペースやシャワーが併設してあった。丁度いい温度で気持ちいい。
近くに捨てられた古い車があった。良い雰囲気。
ホテルチェックアウト。部屋に温泉があるのが良すぎたので次行くことがあったらまた同じホテルに泊まりたい。市内へ移動しレンタルスクーターを返却。5日間で5000円ぐらいだった。安すぎる。
バスでチェンマイへ戻った。
12日目
チェンマイ動物園へ。敷地が広いためゴルフカートをレンタルして回った。ほとんど動物の名前確認してなくて何も書けない。
動きの激しくない動物は意外にもしっかりAFで合わせて撮れるので感動。
夕食はまた同じ屋台で。
13日目 バンコク経由東京へ
日本で買っていた航空券が成田とスワンナプームの往復だったのでまずはバンコクへ移動。12時間かけて電車でやってきたバンコク-チェンマイ間をたったの1時間半で移動してしまった。
市内で晩御飯食べてスワンナプーム国際空港へ移動した。帰路の成田行き飛行機はタイで買った酔い止めの副作用で爆睡。帰還。
まとめ 旅カメラの観点で軽くレビュー
今回のタイ13日の荷物 6.0kg 機内持ち込み対応
メインザックは今までで一番小さい20L。カメラボディ、レンズ2本、周辺機器を持つために服を最低限にしたがその価値はあった。
今回の使用においては、10年前のエントリー機だけど綺麗に写るなというのが改めての印象。
オートフォーカスは遅いけど、不正確ではないから動きの少ない被写体には全然使える。またレンズ内手振れ補正が思ったより機能してて水や車のテールランプを流す表現を手持ちで簡単にできたのはうれしい。
グリップ感は最高。ストラップは邪魔になると思って外してきたけど問題なかった。好みだけど、旅先ではメカのシャッター音と振動は気持ち良い。
D3300はエントリー機ゆえの物理ボタン・ダイヤルの少なさで、ISO変更ボタンがボディ左側面にあるのが操作性△。カメラを握る右手だけで操作を終えるには上位機種を選ぼう。
旅行で持ち運ぶカメラとして、自分が見ている景色や色をできるだけそのまま記録したいと思うことがあったが、その時はミラーレスが羨ましくなった。EVFと外界を同時に見ながらホワイトバランスの設定を追い込めるのはミラーレスの特権だと思う。実際ユンライで朝の霧を撮った時は数枚撮りながら自分の感覚に合うような色を探したが、光の環境が刻々と変化する中でEVFを覗いて色の設定が完了するならそっちのほうが遥かにスムーズで良いと感じる。
このD3300は次の引き取り手が見つかったのでそろそろ手放すけど、また一眼レフカメラを買いたい。New FM2が気になってる。