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「滋賀の素材を発酵でつなぐ豊かな幸せ」ハッピー太郎醸造所(滋賀県長浜市)訪問記

心も米も溶かします!繫がりを大切に✨滋賀からハッピーをお届け✨
+ハッピー太郎醸造所+滋賀県長浜市

2024年9月にハッピー太郎醸造所を訪問いたしました!

滋賀県の湖のスコーレという商業施設内にあるオシャレな工房。
工房脇はカフェカウンターのようになっており、その場でどぶろくや糀を使ったアイスが手軽に楽しめます。

その他にもハッピー醸造所のオリジナルグッズとして米袋を再利用したトートバックを販売するなど、その名のとおりハッピーとワクワクのつまった醸造所でした。

2017年、「顔の見える発酵食品で、つながりを取り戻そう」というテーマで、滋賀県彦根市にハッピー太郎醸造所を開業。
主に糀屋として地元需要を担うとともに、発酵の幅広い経験と知識をもとに2021年、糀事業を発展させ、いよいよ店主の夢であった「どぶろく醸造」に挑戦。

こだわりの麹をもとに、お味噌造りから地域との繋がりを築き、地元の小さなお子様をおもちの親御さんたちに麹の素晴らしさを伝えています。

コンパクトでおしゃれな工房✨

ハッピー太郎 池島幸太郎 さん プロフィール

池島幸太郎 さん

滋賀県大津市育ち。ハッピー太郎醸造所店主。醸造家。発酵アドバイザー。
酒蔵修行12年。日本海酒造(島根)、冨田酒造(滋賀)、岡村本家(滋賀)の3つの蔵に勤める。
島根・有機農業法人「やさか共同農場」で農業や味噌加工に従事し、中山間地と農産加工の可能性を知る。また、大阪・日本酒専門店「山中酒の店」で食と酒の楽しさの最前線を経験。田舎暮らしと都会暮らしを経験することで、農家から加工、消費者の点が現実は断絶していることに気づき、全てが繋がる豊かさを想う。その経験を胸に、酒蔵に勤務しながら技術を磨き、自家用に味噌や鮒寿司を作り続けて、念願のどぶろく醸造をスタートする。

主力アイテムはこちらの3種!


something happy フレッシュハーブティー
something happy うきうきホップ
ハッピー糀 1kg

この場所でお酒を造る理由・・・そのこだわりとは??

滋賀は琵琶湖を無視できない偉大な存在。
滋賀県は米どころであり、郷土料理の鮒寿司など発酵文化が根付いています。

「地元産のお米や様々な菌を使い分けて造る麹やどぶろく、甘酒、味噌などは健康に関心の高い人々に愛用されている。」

池島幸太郎さんより

「どぶろくは米だけでなく他の農産物を使うことできるのが魅力で
気楽にいろいろな楽しみ方ができる。」

池島幸太郎さんより

副原料をかけ合わせ、軽やかな飲み口ながら独創的な味わいに仕上げています。
糀もどぶろくも、そのまま味わいたい農産物のようなもの。そのシンプルなおいしさと真面目にものづくりに取り組んでいる造り手です。

感動のテイスティング!

まずはじめに、麹のみをとかしたスープをいただきました。
麹だけをお湯で溶かしたものなのに甘味と深みのある味噌汁のような味わい
その麹でつくられたのが、ハッピー醸造所でつくられた「どぶろく」です。

「うきうきほっぷ」を試飲させてもらうことに…。
皆がうなるようなそのどぶろくは口の中に入れた瞬間にグレープフルーツを感じさせる味わいと麹のつぶがまるで果肉と錯覚してしまうような不思議な感覚です。

お次は「ハッピーどぶろく」自然な清涼感のある自然派どぶろくで、
キリッとバランスのとれた酸とすっきりとし、飲み口が食事に合わせやすい味わいでした。

日本酒の原点にふれて

ハッピー醸造のどぶろくはお酒の少し苦手な方でも飲みやすく、元来のどぶろくとは一味ちがったその味わいは新しい発見ともいえるものでした!

麹は腸内環境が整い、お肌にもよく、健康ブームの昨今では、こういったどぶろくを試してみたいと思う人を増やす流れをつくるために、研修で体感したことを活かして、IMADEYAも「どぶろく」文化の発信に努めてまいります!


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