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 2022年振り返り

2022年が終わる。

毎年恒例でnoteに振り返りを書いているので今年も書こうと思う。

1年間を前期・中期・後期と3つに分けて簡単であるけど振り返りを。

前期(1〜4月)

1〜3月はいろんなことがあった。
年末年始、大阪へ。
そこでは昔の仲間に会ったり家族でUSJに行ったり・・・

そんな中、1月下旬にはSCJのカンファレンス。
完全オンラインでミニマムの人数での運営。
今までにない達成感と爽快感があった。
仲間で働くことの大切さとマネジメントの難しさを感じることができた。

そしてその直後コロナに感染・・・・
高熱が出て苦しかったけど、幸い重症化せずだったが、家族全員が感染し大変な出来事だった。。
高熱も苦しかったけどそれよりも10日間外に出れない方がキツかった。。。。
コロナの二次災害を体感しました。。

その後、沖縄へプロ野球のキャンプへ行き新たなコーチの方々とお話しする機会と新たな取り組みを。

今年のミッションとしてHCのサポートという仕事があり、その点に関してはかなり前に進めることができた。

何においても下準備と根回しが重要。
それを強く学んだ出来事でした。

また、年間を通じて「ハードルが高い」と思っていたことは実はそんなことではなく、その世界の常識である「なんとなく」は角度を変えることでブレイクスルーすることができるんだということも学んだ。

その後、高校日本代表のキャンプへ。
そこではコロナ禍において遠征が中止になってしまったメンバーが集まり、エキシビションマッチとして静岡県エコパスタジアムで試合を実施した。

そしてそのゲームでは恐らく一生に一度の経験を。

ナビゲーターとして、スポーツ実況に初チャレンジ。
前日に不安に押しつぶされそうになり、スポーツ実況でお馴染みの谷口廣明さんに連絡し、いろいろとアドバイスをもらいました。

その中での一言が僕の心にとても残っています。

「今田さんにしかできないことがあるんだから、思いっきりやりなよ。やっちゃいけないことじゃなくてやることに意識を置いたほうがいいよ。」

ほんとに心が救われたし、コーチングのポイントを改めて再認識させてもらえた言葉でした。

不安があるとどうしても「やってはいけないこと」にフォーカスしてしまう。
でも、それだと余計「やってはいけないこと」を意識してしまうので、悪循環。

それよりも「やったほうがいいこと」を考えるほうがそのほうに意識がいき結果としてパフォーマンスが良くなる。

身をもって谷口さんに教えていただいたことが僕にとってとても大きな経験でした。

そして3月。
今まで何度か応募して落選していたVoicyのパーソナリティに。

憧れはあったものの自分がVoicyで話をできるなんて思ってもいなかったし、何度か落選して諦めていました。

でも、仲間の後押しもあり、再度応募してみるとまさかの選考通過の連絡。
ほんとに嬉しかった。。

そこから平日は毎日放送するようになり、徐々にフォロワーも増え、講習会等でも
「Voicy聴いてます」
と言っていただける機会も増えました。

Voicyを始めたことによって日々の情報に対するアンテナの立ち方が変わったし、自分の喋りを見つめ直すきっかけにもなりました。

何より毎日自分の声を聞くようになり、自分のことをより好きなった!笑
喋りも三月と比べると少しはマシになったのかな??笑

振り返ると、この前期はすごく充実していた。
やったことないことをやれた経験。

やってみたかった実況(解説)やパーソナリティをやれたことはほんとに楽しかった!!

2022年の楽しかったことはこの前期に詰まっていたような気がする。笑

中期(5月〜8月)

5月、40歳の誕生日。
まさか自分が40歳になるなんて・・・
想像してた40歳ってもっと大人だと思ってた。笑
これからの10年で大人の色気みたいなものが出てくるといいなぁ〜。

それはさておき、この時期からはひたすらに講習会。

6月からは本当にほぼ毎週バスケットかラグビーの講習会に参加していました。
茨城・熊谷・大阪・福岡・愛知

いろんな場所に行き、いろんなコーチの方と出会いました。

その中でも印象的だったのはラグビーのA級コーチ講習会のトップアスリート会場。

名選手名コーチにあらず
という言葉もあるけど、
「名選手はコーチのスタートの時点でかなりアドバンテージがある。」
ということを学びました。

それはどういうことか。

名選手となると選手としてのキャリアも長い。
キャリアが長くなると様々なコーチにコーチングを受けてきている可能性が高い。
そうすると様々なコーチの引き出しや良い部分、悪い部分を知ることになるし、レベルの高いコーチングのイメージを持ったままコーチとしてのキャリアをスタートさせることができるのが大きなアドバンテージになる。

ということじゃないかなと。

スタート時点でアドバンテージがあると、チャンスをもらいやすい
だから名選手はコーチとしてのキャリアを築きやすいというのもあるんだと思う。
*あくまで僕個人の意見です。

とは言えそのアドバンテージを生かすかどうかは本人次第。
アドバンテージがあっても学ばない人はすぐにアドバンテージを失い、追いつき追い越されていきます。

選手としてのキャリアがなくてもメイコーチになれる人はたくさんいます。
選手としてのキャリアがない人のアドバンテージもあるからです。

選手のキャリアがない人はコーチを早く始めることができる。
コーチとしての成長は現場に立ち、体験を積み、振り返ることが一番。

早くコーチを始めることのメリットもあるんですが、いずれにせよそれも学び続けなければ成長はありません。

それぞれのアドバンテージを生かすも殺すも結局自分次第。

学び続けなければコーチとしての成長はないということを改めて感じました。

それ以外にもラグビーのユース世代のコーチ研修会を実施したり、U19日本代表候補の合宿にコーチディベロッパーとして参加したりと内容の濃い4ヶ月。。

チームにコーチディベロッパーがいることの重要性や必要性、そして全国のコーチが繋がり、同じ絵を見て進んでいくことの重要性も感じました。

ただし、そのために肥えなければいけないハードルがとてつも高いことも身をもって感じました。

その結果、後期にユースの活動についてのモチベーションが下がってしまうことに。。笑

いろんな意味で組織の難しさ。
重要だけど緊急ではないことの立ち位置の難しさを学ぶことができました。

後期(9月〜12月)

後期も引き続き講習会にたくさん参加させていただきました。

その中で
「講習会で大切にしている価値観」
「学びの場とは、学びとは何か」

ということをひたすらに考え続けました。

知識の伝達の場ではないし「できてる」「できてない」をジャッジするような場ではない。
講習会の中で「ゴール設定」をし「様々な体験」をしてもらいそれを「振り返り」学びを形成してもらうことが大切だと思っています。

講習会を進めていく中でその価値観を大切にしながらもコーチディベロッパーそれぞれのスタイルで進めていくことになります。

そこに個人の価値感や哲学が出ます。

その中で講習会自体の方向性や考え方の認識が合わないというか、解釈のたがいが生まれてくることもあります。

でもそれは仕方ないし、それがなければより良い講習会へと進化することはありません。

その中で意見を言い合い、時はぶつかり合いながらも徐々にブラッシュアップされていく。

そんなことを繰り返し講習会のたびにやっていました。

僕の考えが全てではないし、他の人の考えが正解でもない。
だからこそお互いの考えを否定せず、受け入れ対話していく。

そんな心と心の対話、価値観同士の対話が大切なんだということを学んだ。
でも、それと同時にその難しさにも直面した。

僕の立場や口調の強さから、意見を言ってもらえなかったり、場が簡単に僕の意見に流されたりすることもしばしば。

話をする場がそんな雰囲気になってしまっていることに僕自身はすごく違和感を感じるし自分自身反省もしました。

でも、このスタイルを変えず自分の意見を主張して、もっといろんな議論をしていきたい。

今はまだ「今田さんの世界観の中で作っている」と言われている部分もある。
でも、それでもいい。

だって僕はそれが良いと思ってるから。

でも、それが全てではないことも知ってます。
だからこそ、今の状態を前に進めるためにまずは自分が主張し続ける。
そしてその主張に別の人の価値観をぶつけてもらう。

それを繰り返しながら進化していける状態を目指していきたいと思う。

そんな時間を通して、僕の中で改めて
学びの場=現状に対して問いを立て、楽しみながら体験積みを振り返る環境
なんだと思っている。

僕らが何かを教える場ではない。
もやもやした問いをワクワクする環境で体験してもらい振り返る。
そんな場をこれからも作っていきたいと思いました。

まとめ

ここまでいろいろと書いてきましたが、今年一年を総括すると

「悔しさ」

しか残っていない1年でした。

僕はまだまだ誰かの何にもなれてない。
いろんな体験をして成長もしたと思うけど、それは全て自己実現のため。

何をもって自己実現かというと前回のnoteにも書いたけど「買ってもらえる」こと。

僕はまだまだ買ってもらえるほどの価値を世の中に出せていない。

「自分はこんな価値があるのになんで買ってくれないんだ」

そんなふうに思っている時期もあった。
でも、それは違う。

自分自身にそんな価値がないからなんだという現実と向き合わなきゃいけない。

今ははっきりそう言えます。

来年は買ってもらうために
・今以上に自分をさらに高め続けること。
・世界一・唯一無二にふさわしい態度でい続けること。

それと同時に
・セルフプロデュース
・プロモーション

も頑張っていきたいと思う。

もっとたくさんのチームと仕事がしたい。
すごい講習会を作っていきたい。
コラムや連載を持ちたい。
本を出したい。
解説などやりたい。

やりたいことはたくさんあるし、やらなければいけないこともたくさんある。

今年の悔しさを糧に、来年は飛躍する。

そのための課題はコーチディベロッパーとして視点をもっと増やしコーチの成長をいろんな角度からサポートできるようになること。
そのために

・経営の勉強をしていきたい。
(会社の社長という立場というのもあるが・・笑)
・トークスキルを上げる
・質問力を上げる
 →そのためにたくさんの本を読む、たくさんの人と対話する
・見た目を磨く
 →痩せる!!明確に!

そんな宣言をして2022年の振り返りnoteを終わりにしようと思います。

みなさん2022年も本当にありがとうございました!!

来年もよろしくお願いします!!

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Keita Imada
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