ストレートパーマと子育て
むかしむかし、
まだわたしが美容師になりたての頃🐤
定期的にストレートパーマをかけるお客様の髪をみていて、、
ある時気づいたんですよね。
??
この人こんなに癖強かったけな??
そんなケースを何人もみていて。
その後、
パーマやカラーの薬剤の勉強に没頭して気づいたんですよね💡
形を変える薬剤。
髪の手術です。
美容師は髪のお医者さん。
薬剤が髪に肌に体に地球にどんな影響を持っているのかを知り、
そして、薬剤を使って手に入るお客様の人生を考えたんです。
(話が逸れるから、この話は別の機会で)
ストレートパーマは、髪の中の組織をある程度破壊し、
熱処理を加え、真っ直ぐにします。
手術をしながら熱も加わり、
髪は脱水状態。
髪が乾けば、地肌も乾く、
地肌が乾けば血流悪わるくなるし、髪も乾燥する。
乾燥した髪は硬い、
髪、肌、髪肌と乾燥ループに入り、
新しく生えて来る髪も乾燥している。
くせ毛ちゃんは直毛に比べて、キューティクルが剥がれやすい、即ち、元々乾燥しやすくダメージしやすい。
後天的処理で乾燥ループに入ると、
癖はさらに強くなる。
の連想ゲームが成立。
要は、
薬剤によって強制された髪の内部組織と、さらに熱矯正により圧力をかけられた髪は乾燥し
新毛はありのままのしなやかさがなくなり、反発するかのように、癖を強く出してくる。
(その独自連想理論で生まれた、
クラッチジャムの
水トリートメント込ストレートパーマ。
この話も逸れるから、また今度)
圧力をかければ反発する。
これ、法則ですね💡
子育てもまさに同じ。
(やっとここに辿りついた💦
美容師ネタとアーユルヴェーダを話し出すとどこまでも広がっちゃう)
あなたのしなやかさ、みーせーてー。
ありのままのあなたがすーきーよー。
って、髪を扱うと、
髪はツヤツヤする。
子供も、
あなたの個性、
社会では、良いだの悪いだの、
矯正かけてくる事もあるかもだけど、
あなたのままで大好き。ってすると、
表情も緩んで、
なんでもお話してくれる。
💡前にnoteブログに書いた
息子のお話「気持ちを言える」(Storiesにシェアします)
みたいに、
そして、15歳の今も、
彼が気持ちを伝えてくれるような、
圧力のない空気でいたいなぁ。
と思う。
しかし、
ストレートパーマはデザインとして、
その人の暮らしを輝かせる役目があるため、
美容師としては、その道のプロとして、
親としては、少し長く生きて来た者として、
メリットデメリットを伝え、
本人の選択を応援し、フォローするのみであります(◍•ᴗ•◍)ゝ。.☆
というおはなし。
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