救えなかった3頭の犬たち 〜 セルフヒーリング 〜
(注:犬のかわいそうなエピソードが出てきます)
現在、あるライフコーチの方から3ヶ月間のセッションをして頂いています。
新しいことを始めようとしている今、今一度ゆっくりと自分の内側を見つめ、向き合ってみたい。あと、単純に、この方と一度お話してみたい!
と前から強く思っていたのがきっかけでした🤭
彼女との出会いも私にとっては特別なもので、これについてはまた改めて書きたいと思っています。
今までセッションというものを受けたことがないので、テーマやメソッドの種類などの知識はありません。今受けているセッションは感情の詰まりを解きほぐすことで内なる自分に気づき、開放していく、といった感じのものなのですが、受けるたびに明らかに自分が変容していくのがわかります。
変容、うん、確かに変容なんだろうけれど
実際は本来の自分に戻っていってるのかな、という感覚もあります。
変容、という言葉から
なんとなく カフカの「変身」を連想してしまう私🤭
もちろんあんな感じではありません😆
変容はふっとした瞬間にひらめきという形でさりげなく見えてくる事が多いです。
あまりにもさりげないので変容だと気づくのがワンテンポ遅れます😆
でもなぜそれが変容だとわかるのかといえば
タイミングとひらめく内容がいつもと全く違うパターンだからです。
え、なぜ今これが来る!?
といった感じ。
感情の詰まりがとれていくことで、今の私がスポットを当てるべき自分の感情や克服したと思っていたけど出来ていなかったトラウマ、起因となる過去のイベントなどの情報がふっと上がってきます。
そうして湧き上がってきたひらめきはセッションを終えるたびにいくつかありましたが、その中のひとつ、私の活動や人生への影響も大きい
3頭の犬たちへの想いがあります。
悲しすぎて読んでくださっている方の気持ちも大きく下げてしまいそうなので内容は詳しく書きません😢
2頭は近所で飼われていた飼育放棄の犬
1頭は子供の時に母が突然家に連れてきた初めて飼った犬。もともと体が弱く予防接種をしていなかったこともあり、1歳になったくらいに伝染病にかかってしまい、治らないと判断した両親が私がいない間に保健所に連れて行った
この3頭の犬は私の記憶に深く刻まれており、何かの拍子に思い出します。
救いたかったけど救えなかったという強い無念さがあります。
1年くらい前からyoutubeであるお気に入りのヒーラーさんの動画を観ていますが、ある時、癒しのワークのようなものをやっていました。
ちなみにそのヒーラーさんはかなりパワーが強く、私が体で、しかも画面越しにエネルギーを感じる最初のきっかけになった方です。
今ではエネルギーを感じて体が動くのは当たり前になってしまいましたが😅
初めて上半身がぐるぐる回りだした時は本当に驚きました😲
話を戻すと、そのワークの時にその飼育放棄されていた2頭のことがものすごい勢いで溢れ出てきて、これでもか、というほど声をあげて泣きました。
最後は自己流で、お散歩もさせてもらえなかった2頭が天国の草原で思いきり笑いながら走り回っている姿をイメージをしました。
単なる私のイメージかもしれないけど、イメージできるものは実在する気がして、2頭が今は幸せなんだと腑に落とすことができ、私自身だいぶ癒やされたのを覚えています。
もう1頭、うちで初めて飼った犬。いってみれば人生初体験の犬。
この子はこの時なぜ出て来なかったのか。
多分ですけど、この子は家族でしたから、私の心の傷が深すぎて、もっともっと奥の方にあったので出てこられなかったように思います。
この前、何度目かのセッションの後、急に湧き上がってきました。
犬の名前は「はしぞう」といいました。
両親は私達子供には言わずに、学校に行っている間にはしぞうを保健所に連れていきました。彼らなりに考えがあったのかもしれませんが、重大なことすらもいつもそんな風に、全く事前の説明無しである日突然目の前に結果だけを突きつけてくる人達でした。
それなのに、現場を見ていないのにもかかわらず、なぜかはしぞうが最後、保健所で父と母に手放され、悲しそうにずっと振り返っている姿が鮮明に私の脳裏に焼きついているのです。
本当は心臓が止まりそうなほどショックでした。
でも、家庭でのコミュニケーションが皆無だったこともあり、私は「悲しい」と言うことも、泣くこともできませんでした。
子供なりに、どんな状態でもどんなに治らなくてもせめて家で看取ってあげたかった。
これは私のエゴかもしれないけど、
そんな重い悲しさ、無念さを大人になってもずっと心の奥底に、お腹のずっと下の方にしまいこんでいたのです。
はしぞうと当時の私を抱きしめるつもりで沢山泣きました。後から後から止めどもなく涙が溢れてきます。
悲しかったね
悲しかったね
悲しかったね
ちょうどこの前の満月の日でした。
2人並んでいて、
私は上の方から満月の光が降り注ぐのを意図しました。
すると
パチン、と電球が消えるように2人は、はしぞうと小さかった頃の私は消えていきました。
何十年も前、まだ自分の意思だけでは何も導き出す事が出来なかった頃の、昔の記憶。
今の自分の生き方に関係しているなんて予想も出来ないような、一見繋がりのない過去の出来事。
実はそれが、私達の生きづらさや不要な思い込みの原因になっていることもある。
自分と向き合うこと、自分を知り、感情の詰りを溶かしていくこと。
それがいかに軽やかに人生を開花させていけるかの鍵であるのか、セッションを通して体験させて頂いています。
ちなみにこのセルフヒーリングの少し前からですが、動物の保護活動に微力ながら参加し始めました。多分ずっとやりたかったんだと思いますが、心の蓋がそれに気づくのを邪魔してたんだと思います。
今、パピヨンを飼っていますが、この子は私がもういよいよ人生をこれ以上続けていくのが困難になり、終わらせるしかないかも、という状態の時に来てくれました。
出会いはとても不思議で運命的なものでした。
おかげさまで今はこんな風に元気に毎日過ごせています😊
もうすぐ12歳。
長生きしてね🌿
親愛なる犬たち
そしてAさん、
いつもありがとう💖