疲れたときは

ここに来て

休んでいって

着古した服を　洗濯し

何も身に着けずに　頭は空っぽ

口ずさむ歌が

虹の空気を　ふるわせるときは

一緒にうたおう

風はいつでもあなたに寄り添っている

耳を澄まして

鳥の鳴き声が

あなたの中心を貫く

風は見ている

遠くからやってきて

あなたをふわりと包みたい

あなたは

光を探している

影の隣に光がある

何も言わずに

ただ　ひっそりと

全ては均衡の輪

あなたはそのままでいい

ありのままが美しい