会いたくなる人
さっきバイバイしたのに改札くぐるともう会いたい。またね、って手を振って車を見送って行ってしまった途端もう寂しい。
自分にとってそう思える人。存在。
それがあるかないかで日常は変わる。
何を語るでもなく用意していたことを話すでもなく一緒にいてとにかく自分らしくいられる存在がいてくれる。
SNSの時代である今は会えなくても近況を伝えたり声をかけあうことはできる。そういうお友だちも実際にいる。
その上で“会える”ってことは、会う時間を実際に作ることは、もっと言えばそうするアクションを起こすことはもうその時点ですごいのかもしれない。なんていうかミラクルと言ってもいいかもしれない。
会えない人とは会えない。会いたいね、会おうね、いくら約束をしていても会えない人とは会えない。
だからこそ本当に会いたいと思って会いに行く。そういう存在はわたしの中で強いんだと思う。
顔を見る、一緒の時間を過ごす。そこで多くを語らなかったとしても。その時間が力になる。源になる。また次会える日までがんばろうって思わせてくれる。さらには一緒にいる時間もいない時間も自分を前に向かせてくれる。
出会ってくれてありがとう。
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