東へ向かって北上する 16 | 天栄村のゴルフ場で眠る

画像1 岩手の旅は遠野が最終目的地で、あとは帰省のため長野へ向かう。花巻からまずは郡山まで南下して一泊しようという。宿の手配は同行者に任せた。「白河あたりでとった」とのことだった。夕方になって着くのが20時ごろになるというので途中のスーパーで軽食を買っておくことにした。すごくおいしそうな東北っぽいお餅があった!
画像2 スーパーで買い物をしてから車はどんどん灯りのない道を進みはじめた。絶対白河の街方面ではない。そして、地名の表記は白河ではなく「天栄村」というところに入った。全然宿につかない。そこからさらに小一時間くらい(それ以上かも)走った。真っ暗な山の上に突然どーんとホテルが現れた感じだった。そこはゴルフ場のホテルだった。同行者はゴルフ場に泊まってみたかったらしい。ちょっと呆れたけど、宿の内装はバブルの面影が色濃く残っていておもしろかった。
画像3 余裕があるお部屋
画像4 青いバスルーム
画像5 細部もちゃんとお金をかけてつくられたのだろうなと思える内装だった。お得な朝食付きプランで案外安く泊まれた。
画像6 スーパーでサッポロの東北ホップを初めてみたので買っておいた。違いはあったかもしれないけど、忘れた。どちらもおいしかった。ほろ酔いで長い移動の一日がおしまい。
画像7 翌朝、食堂で朝食を食べた。
画像8 和定食。給仕してくれるスタッフはおそらくリゾートバイトの人だったと思う。なんとなくわかる。対応がよくないとかそういうことじゃなくて、ただなんとなく滲み出るものがある。反射的に朝何時からのシフトだろうとかバックヤードの想像までしてしまう。それでちょっと優雅に過ごしている他のお客さんをみながら勝手にギャップを感じていた。
画像9 わたしもリゾートバイト経験者なのだが、お客さんの中には「リゾートバイトでしょ?」とか「派遣でしょ?」とか聞かずにはいられない人もいた。なんかうれしそうに聞いてくる。特に中年男性。可愛らしいといえば可愛らしいかもしれないけど、野暮である。
画像10 グリーンを眺めながら優雅風な朝食をとってから長野市へ向けて出発した。お供にスーパーで買っておいた飲むヨーグルト。
画像11 のみにくいソフトクリーミィヨーグルト

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あんころう
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