東へ向かって北上する 11 | 伝承園のオシラサマ

画像1 伝承園はこじんまりとしたテーマパークといったらいいのだろうか。ただ乗り物はない。かわりに遠野の民俗的な資料や建物がある。本よりも立体的な資料館である。カッパグッズが売られている売店もある。遠野物語読んだ人も読んでない人も緊張感なく楽しめるかもしれない。想像を超えてくることはない。
画像2 最後に目撃されたカッパは毛が生えていたらしい。
画像3 カッパ淵のカッパ捕獲許可証を売店で販売中
画像4 園内のところどころに遊び心が暴走した後がある
画像5 猫除けの猫かな?
画像6 南部曲がり屋という馬と共に生活するための家屋が再現されている。
画像7 中に入ると囲炉裏のスペースではボタンを押すと語りべの録音を聞くことができた。たぶん、録音だけではなくて実際に語る催しも開かれていると思われる。この時間は誰もいなかった。
画像8 かわいい
画像9 それで、この少し寂しげな施設の目玉はオシラ様だと思われる
画像10 オシラ様とはこのような神さまであるが、結構さまざま形態があり、かつ、ご利益もさまざまなので断言するような説明は避ける。ざっくりいうと家に飾られる神さまということでよいと思う。
画像11 そのオシラ様をこんなに集めたお部屋が結構圧巻。ここでは絵馬のように布に願い事を書いてオシラ様に被せることができる。南部曲がり屋の他にもいくつか建物があって、遠野物語の収拾に関わった佐々木喜善の詳しい紹介などもされていた。今回はより佐々木喜善についての興味が高まった。宮沢賢治との親交があったことも興味深い。
画像12 なぜか各地のカッパの郷土玩具の展示もあった。長崎のカッパがかわいい!
画像13 伝承園を一通り楽しだ後、駐車場で軽い昼食をとった。道の駅で買った胡桃と黒胡麻の餅である。関東甲信越はおはぎでみることが多いように思うのだが、東北は圧倒的に餅率が高い。そんな餅愛をみつけるとなんかほくほくする。そんでお茶を買おうと思って駐車場のダイドーの自販機を押したら、絶対飲まない缶コーヒーが出てきた。わたしが押したのは絶対お茶だったのに!クレームいれる時間を奪われるのも腹立たしいということで別のところでお茶を買った。自販機ってこんなこともあるのね。
画像14 伝承園から遠野の街へ向かった。つづく

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あんころう
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