bound for Nagano 5 / 上田駅前 9 あんころう 2024年3月24日 10:20 この日は海野町商店街の檸檬でつけめんを食べようという約束だった。友人と合流して檸檬に向かった。このメニューはどんなに気温が高くなろうが梅雨明け以降にしか出現しない。なので、わたしたちのなかでは本当に夏の訪れを感じるものなのだ。お店は以前より忙しそうだったけれど、何年経ってもどんな格好でいっても覚えていてくださるのでうれしい。 腹ごしらえの後は商店街の文房具屋で画材を買ったり、謎のCDショップの奥に進んだり 街をぶらぶらした。 甲州屋のウィンドー。これだけ蘇民将来が集まっているのもすごい。 中でひと休みした。 友人から500円玉に新しいものがあることを教えてもらった。 店前の忘れ物 マッチをもらって帰った。 駅前の通りまで降りてくると、骨董屋らしき店があった。今まで気づかなかった。店内は郷土の作家の古本や骨董などが雑然置かれていて、物静かな老人が奥で荷物の整理をしていた。そのなかに虫を模った作品があった。その日はなにも聞かず帰ってしまったのだが、後から猛烈に気になってまたあの店に行こうと思った。 また後日何度か上田駅前に来たのだが、あの店が開いているところをみることはできなかった。 でも、上田に来たらじまん焼きだ。 わたしはじまん焼きはクリーム派である。九州の回転焼きはあんこか白あんでクリームがない。なぜなんだろう。 木の実で一杯160円のコーヒーを飲んだ。 隣の席で白髪のおじさまが新聞紙を広げながらクリームソーダを飲んでいるのがとてもよかった。 いいなと思ったら応援しよう! みつけてくださってありがとうございます チップで応援する #2023 #上田 #ちくご文庫 #boundfornagano 9