東へ向かって北上する 7 | 北上市の朝、鬼の館

画像1 わたしの家にはテレビがない。ゆえに外泊したときにテレビをつけるのが楽しみになってきた。つまらなくてすぐ消すこともあるのだけど、北上駅前のホテルで朝テレビをつけると初めてみる通販番組が放送されていた。千葉の会社だとかいってたな。
画像2 こんなの誰が買うんだろうと思えるクリスマスの飾りを売っていた。ドイツで作られたものだといっていた。スノードームみたいなきらきらが七色に光っていた。これを買う家のことを想像した。それだけでもだいぶ楽しめた。
画像3 しかも、このセット、小道具、衣装、ここまで突き抜けていたら思わず買いたくなる気持ちもわかるような気がした。
画像4 今年はどんなクリスマスの飾りを送りこんでくるのだろうか。
画像5 ホテルで通販番組を楽しんだ後、北上市鬼の館へ行った。前日ホテルのロビーにチラシがあったのをみつけて、行ってみることにした。
画像6 正面入り口を入ると加勢鳥がお出迎え。正直あまり期待せずいったのだけど、案外充実していて人も少なくてよい施設だった。
画像7 北上市の鬼というより、すべての鬼についての理解を深められる。鬼入門。
画像8 いい表情。漫画っぽいポーズ。
画像9 河童。こういうおじさん、みたことある。
画像10 近づくとセンサーが反応して鬼の仮面が動いたり、音が出たりする。この仕掛けおもしろい。
画像11 鬼とは、よるべない死者の魂に怪物の角、私利私欲がくっついた姿ということである。個人的に展示の中で一番印象的だった。
画像12 鬼に出会ったしまったときの対応なども教えてくれている。
画像13 一日の生活まで
画像14 鬼に関する昔話の映像もあったが、クセになりそうなクオリティだった。
画像15 世界の悪霊の仮面までも展示している。これはルーマニア。以前、民博でもみたような気がする。いいよね、この仮面、ユーモラス。
画像16 こっちは全然冗談とか通じないタイプそう。佐賀でこういうマスターがいる喫茶店に入ったことがある。数ヶ月後に前を通ったついでにのぞいてみたら、店なんて元々なかったように「テナント募集」の看板が貼り付けられていた。
画像17 利根山光人コレクションのメキシコのお面、おけつが釘で打たれてる。
画像18 同じく利根山光人コレクション、メキシコのお面。メキシコはやっぱり群を抜いておもしろい。
画像19 インドネシアのお面だったかな?いろいろ大きくてグロテスクである。
画像20 なかでも中国のこのシンプルな悪人顔に1番ぞっとした。宮沢賢治のお話の中で子どもを攫ったり、人を騙して丸薬にしてしまう中国人が登場するのだけれど、それを思い浮かべた。たしかに人の顔なのに得体の知れなさがある。お金持ってそう。
画像21 展示を見終わって気づいた入り口の鬼。鬼の館は一冊本を読んだような満足感で元を取れたと思う。
画像22 この後、花巻へ向かった。

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あんころう
みつけてくださってありがとうございます