【3x3】音楽も楽しめるバスケットボール
今日は私が熱中し愛してやまないスポーツである、バスケットボールの話をさせてください。
バスケットボールは、広いコートを10人の選手と2人審判が一つのボールをめぐり縦横無尽に走り回るスポーツです。コートに響くのは、ドリブルの重い音、バッシュがコートに擦れる高い音、審判が響かせる笛の音です。
ただ、今回私が紹介するのはそのイメージを覆す、3x3(スリーバイスリー)というバスケットボールの種目です。延期されてしまいましたが、2020年の東京オリンピックで新競技と採用され、知ったという方も多いのではないでしょうか。元々3on3と呼ばれるストリートバスケに世界統一のルールを制定し、世界規模で戦えるようにしたものが3x3です。
実際どんなスポーツなのか、どんな魅力があるのかを書いていきます。
3x3の特徴
3x3が今までのバスケットボールと大きく違う点を書いていきます。
自チームからコートに入れる選手の数は3人です。
実際のバスケのコートの半分、ハーフコートでゴールは1つしかありません。
そして行われるのは体育館ではなく屋外で開催されることが多いです。屋外に専用のコートとゴールが設置され周りを囲むように観客席があります。
そして更に大きな違いとして、試合中もDJが大音量のBGMを流し、コートの中にMCと呼ばれる人が入ります。MCは分かりやすいように試合の解説をしたり、観客を煽って試合を盛り上げる役割です。
まさに、クラブとスポーツが融合したかのようなイメージです。
このくらい特徴をあげると、今までのバスケットボールとは全く違うものだということが伝わると思います。
もっと深く知りたい方は、私のオススメのリーグ3x3.EXEのサイトを覗いてみてください。
3x3の魅力
コートが狭く、プレイ時間も通常より短いため、とにかく展開が早いです。
目まぐるしく変わるゲーム、体の芯に響く音楽とMCの声、選手の力強いプレーが目の前で繰り広げられます。
また、少しルールに寄った話をすると、既存のバスケと得点の仕組みが違うのが面白いところです。
既存バスケは、通常のシュートが2点、スリーポイントラインからのシュートは3点となりますが、3x3は通常のシュートが1点、スリーポイントラインからのシュートは2点となります。
どういうことかというと、10点vs12点だった場合、
既存バスケで負けている側はスリーポイントシュートを打つことで逆転ができます。
3x3では、1本のシュートでの逆転は不可能です。スリーポイントシュートを決めても同点になるだけです。
ここのルールの違いをどう攻めていくかというのが、既存バスケを知っている人なら尚更面白いと感じる部分だと思います。
どこで見れるの?
屋外で行われていると書きましたが、コートとゴールが設置できれば場所を選ばないスポーツなので、ショッピングモールの一角で行われていることが多いです。また、過去には平安神宮や鳥取砂丘でも行われました。
そしてもっと嬉しいのが、このスポーツを無料で見られます!試合によってはチケットを買う必要があるものもありますが、ショッピングモールなどで開催されている場合は、買い物のついでに気軽に立ち寄ることができます。
まとめ
今までのイメージを覆す、音楽とスポーツが融合した新しいスポーツが3x3です。
私自身もスポーツとは無縁の人生を歩んでいましたが、友達に「イケメンがいるから!」と言われショッピングモールに召喚された数年前から、私は3x3の虜になりました。
3x3のチームである東京DIMEのアカウントで、もっと分かりやすい説明をたくさんしてくれているので、興味のある方がいればぜひこちらのnoteも見てみてください。
最後に少しだけ、ここまで読んでくださった方にもう一つおすすめを…
3x3の元になった、3on3のストリートバスケもすごく楽しいスポーツです。ルールに縛られないもっと自由で楽しいバスケを求める方はストリートバスケを気軽に見れるSOMECITYというリーグもおすすめです。コロナの影響で今シーズンは中止となりましたが、10月から再開する予定です。
まだまだ知名度の低い3人制バスケですが、バスケを知らなくても楽しめるこのスポーツに少しでも興味を持ってくだされば嬉しいです!