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若手エンジニアが転職してみた

私は社会人5年目になるタイミングで転職をしました。元々システムエンジニアをやっており、現在も同職種・業種ですので、ステップアップ転職です。転職の経緯や手順、気をつけることなどを自分なりにまとめてみようと思います。もし転職に悩む方がいれば参考にしてみてください。

転職活動のスケジュール

まず、転職活動スケジュールです。

2019年8月 転職を決意。転職サイトに登録。
2019年9月 何社か面談(会って話すだけ)を受ける
〜炎上案件に巻き込まれ転職活動は休止〜
2020年1月 面接を受ける→内定が出る
2020年2月 内定を受諾し、退職交渉スタート
2020年3月 退職

本気で転職活動をしたのは1月だけで、決意をしてからは約半年で退職しました。

転職を考えたきっかけ

私は、新卒としてソフトウェア会社に就職しました。会社規模は1000人程度。福利厚生がしっかりしており、歴史も長く安定性のある企業でした。
そこで3年間働き、4年目に突入して自分がどんなエンジニアになりたいかを考えたときに「もっとマネジメントや上流工程に携わりたい」と考えるようになりました。そのことについて当時の上司に相談をしましたが、会社が若手社員に求めるのは「優秀な技術者」であり、マネジメントや上流工程は役職がつく40代以降でないと難しいというようなことを言われ「だったら転職した方が早くね?」となり、転職を決意しました。

20年近く順番待ちをして手に入れられるものを、転職することでショートカットできると考えたのです。

転職活動で心がけたこと

転職活動は「なぜ転職したいのか」という軸がブレてはいけません。転職サイトを見ていると全てがすごく魅力的な会社に見えてきますが、変えたいこと・譲れないことの切り分けをしないと、転職先でも同じことで辞めたくなってしまうからです。

私が会社を選ぶときは、「若い人でも活躍できる会社」をテーマとして考え、以下の4つを軸にしました。

・マネジメント・上流工程のチャンスがあること。また、それらの仕事が近くで見れること。(自分はできなくてもノウハウは蓄積できる)
・給与が今の会社を下回らないこと
・創立から10年程度の若い会社
・平均年齢が若いこと

また、とある会社の面談でアドバイスされたことが非常に有益でした。

転職サイトの年収例の見方
→年収300万〜600万と書かれている場合、まずは最低額しか貰えないと考える。当時4年目だった私は評価や経験によっては最低額となる可能性が高い。もちろん交渉は可能だが、希望年収まで吊り上げられる話術や経験を持ちあわせているか。
資本金をチェック
→いわゆる会社の貯金。赤字になったときに資本金から社員に給料を払うとすると、社員数と給与のバランスが取れるだけの金額があるか。
みなし残業だとしても、より少ない時間で
→もちろんみなしでないところが望ましいが、20時間と45時間ではまるで違うため、しっかりと確認する。

上記の条件や観点から現在勤めている会社を選びました。

転職活動をしてみてどうだった?

転職活動よりも退職交渉が一番辛かったです。新卒から定年まで一つの会社に居続ける風潮が強かったためステップアップ転職は理解してもらえず、パワハラめいたことをされたり、離脱者として冷たい目で見られたり、事実とは異なる噂話が出回ったりしました。まあ、それを機に嫌なところが見えて思い残すことなく辞められたのでいいんですけどね!

今の会社では新鮮で楽しい日々をすごしています。一朝一夕でやりたいことがやれているわけではありませんが、自分のキャリアプランを理解してくれる上司にも出会えたので、夢に向かって少しずつ階段を上っているところです。本当に、転職してよかった!

私が利用した転職サイトの記事に関しては、こちらをどうぞ。

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