何故ビンテージシンセサウンドに魅かれるのか?(その10)
某シンセメーカーに面接に行くも崖の底に
打ち込みや多重録音のスキルも身に付き自信が付いた頃、某シンセメーカーの営業所が福岡にでき、行きつけの楽器店でその営業担当者とよく顔をあわせるようになり「デモ演奏できます!」と自分を売り込んでみたところ、営業所で面接を受ける事になりました。夢と希望に満ち溢れその場へ行くと「なんか弾いてみて」と言われ崖の底へ落とされました。長い事オリジナル曲か歌謡曲のコピーばかりしてて覚えているのはリフと白玉演奏ぐらい。うかつでしたが「浮かれて何も準備してなかった」のですw
「DX7」一強時代。他のシンセは人気がなかった
面接で醜態をさらしたので採用は絶望的と思っていましたが「まずは派遣販売員や電子ピアノ配達組み立てのバイト」をという事で採用されました。県下で一番大きい家電量販店の楽器コーナーで売り子をしましたが、当時は「YAMAHA DX7」一強の時代で、他のメーカーのシンセはあまり人気がありませんでした。一生懸命に売り込んでもお客さんからすればお店のいち店員にしかみられず「やっぱDX7ください!」といわれる始末。後で「他社のを売ってどうする!」と檄を飛ばされましたw
今日のひとこと
十代の世間知らずだったのもあり何も考えていませんでしたw後日「デモテープ」を持っていき晴れて新商品のデモ演奏するようになったのですが、まぁほんと当時そのメーカーのシンセは売れなかったですね~(;^ω^)