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無料モジュラーシンセソフトで昭和シンセポップサウンドに挑戦!(#1 初期設置編)

昭和シンセポップラバー iM〔アイム〕(昭和生まれ♂)です。
今回、高性能、無料モジュラーシンセソフト「Cardinal(カーディナル)」を使い、初心者でも簡単に操作する方法を模索しつつ、昭和シンセポップサウンド制作に挑戦したいと思います。


Cardinal(カーディナル)とは

「Cardinal」は有料ソフト*「VCV Rack」を模した無料ソフトで「VCV Rack」と同等クラスの機能を持つ、優れたモジュラーシンセソフトです。「VCV Rack」で販売されている追加モジュールの使用はできませんが、フリーで提供されている同様の追加モジュールは予め網羅され、その数800以上あり、モジュラーシンセが初めての方には十分な装備かと思います。それと「Cardinal」が他の無料モジュラーシンセソフトと大きく異なる点は、「VCV Rack」と同様に、ポリフォニック演奏が容易に設定できるところです。(※VCV Rackスタンドアロン版は基本無料です。)

モジュラーシンセの利点

シンセサイザーソフトは無数にある中、モジュラーシンセを使う利点としていえるのはやはり、自分専用のシンセが作れるのが醍醐味であります。しかし、自由な構成ができるが故にプリセットサウンドは存在せず、全て自力で音色作成となるのでシンセの知識や各モジュールの特性を習得と高いハードルがでてきます。しかしこの「Cardinal」には「Roland SH-101」を模した音源「Interzone*」が予め用意されていますので、初心者の方はまずこれから使ってみるのが良いかともいます。(※VCVユーザー登録すればVCV RackでInterzoneを無料で使用する事ができます。)

まとめ

一見難しそうなモジュラーシンセも「Cardinal」のモジュール「Interzone」を使えば、複雑なパッチングはせずとも比較的簡単にシンセの操作ができます。「Interzone」をポリフォニックにしたり、モジュラーシンセの利点である、様々なモジュールを追加して音源強化ももちろん可能ですので、各モジュールを試していきスキルアップができればと思っています。

解説動画

※説明聞き取りにくい場合は「字幕」表示しご覧ください。

アバター:Facerig with Live2D(Gaoo)
ナレーション:VOICEVOX(Shikoku Metan)
中の人&BGM Demo Song Programming:iM(アイム)

Cardinalのインストール方法

Cardinalは「スタンドアロン」と「プラグイン」形式があるので、下記のアドレスよりご使用のPC環境にあった最新バージョンのインストーラーをダウンロードしご使用ください。

(ダウンロードアドレス)


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