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何故ビンテージシンセサウンドに魅かれるのか?(その4)

様々なジャンルが乱立で方向性を見失っていた

80年代はじめは「ニューロマンティック」などの「ニューウェーヴ」から派生したものや「AOR」国内は「フュージョン」「シティポップ」など音楽ジャンルが乱立の状況で、同じ中学の寄せ集めバンドメンバーの音楽性がバラバラだったのは今思うとうなづけます。中3の文化祭のステージは結局、リーダーとサブリーダーがそれぞれ好きな曲を選出する事になり何でもありのチンドン屋で終わりましたが、そのせいか?私が本当にやりたいジャンルが何であるかだんだんわからなくなった時期でもあります。

ローランド「シンセ自動演奏システム」に圧巻

そんなある日ローランドが発売した「ギターシンセ」なるもののデモ演奏の案内のハガキが届きました。どんなものかと会場に行くと、演奏者はギターシンセ(男)とキーボード(女)のたった二人だけで、残りのパートはローランドが誇る「自動演奏システム」でした。シーケンサー「MC-4」を中心「SYSTEM100M」が3基「SH-2」「TR-808」をバックに演者は「GR-300」「Jupiter-8」「VP-330」での演奏は正に圧巻!これさえあれば「メンバー間での音楽性の違い」で悩む事がないと確信しました。

今日のひとこと

シンセサイザーはキーボードというバンドの1パートに過ぎないと思ってましたが「自動演奏システム」を用いれば全パートシンセで賄える事をしり衝撃的でした。この出来事でますますシンセオタクになる事に。(;´∀`)


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