ハンドメイド歴3年を振り返る（②リペイント）
こんにちは、immum（イムマム）です。
私事ですが前回の記事が初めて「今日の注目記事」に選んでいただきまして、
壁打ち気分で投稿している素人の記事なので沢山の方の目に触れる想定は全くしておらず…
大変恐縮ですが、とても嬉しく光栄な出来事でした。ありがとうございました！
まだまだ初心者ですが、シルバニアって楽しい、ハンドメイドって楽しい！という熱量が少しでも伝わりましたら幸いです。
さて、今回はわたしのシル活ハンドメイドの楽しみのもう一つであるリペイントについて振り返りつつ、使った道具も簡単にではありますが記録しておこうと思います。
こちらに載せるのは今まで製作した中からピックアップしたものになるので、全記録はInstagramに残していますのでご興味ございましたらぜひ。↓
◼️物件のリペイント
シルバニアの良さと言えば、練りに練られたデザインの完成度の高さが魅力の一つだと思っているのですが
それはそうとして自分の好きな色味ってあるじゃないですか。
シルバニア沼に戻ってきて公式のSNSを見ていると、
「好きな色に塗っちゃおう！」って公式が推奨してる…⁈ということに気づきまして。
現在は発行されていないのですが、ファンクラブ通信『シルバニア通信』（現在も公式オンラインショップでバックナンバーが少し購入できます）においても、家具のリペイント講座などがあったりしました。
そう、カスタムしても！邪道じゃないんです！
わたしのリペイントのきっかけは、自身のファーストシルバニアである初代ハウス（親戚から譲り受けたもの）がかなり劣化してしまっていて、
それを少しでも綺麗に見せたい＆どうせなら好きな雰囲気の家を作ってみたいという動機からでした。
100円ショップのDIYコーナーにあるアクリル塗料と筆を購入しまして、予備知識も少ない中勢いで塗ったものがこちら。
北欧のロッジの雰囲気をイメージして塗ってみました。
初代ハウスの室内は影ができやすく、iPhoneのみでは明るく撮影するのが難しいのであまり撮ってはいませんが
外壁は時々撮影の背景に登場してもらってます。
北欧風カラーだからか雪に映えます
筆は色んな太さのものを使ってみたのですが、刷毛だと大きすぎたので面の塗装は平筆がベストでした。
100円ショップの筆セットは毛がよく抜けるので、一回だけ試しにリペイントしてみたい！という方には充分かと思うのですが、今後も沢山使いたい方には多少強度のありそうな筆がオススメかなと…。
でもわたしは面相筆は100円ショップの書道用、平筆はSeriaの「みずぬりえ」（紙面にインクが付いているので水だけで遊べる塗り絵）に付属している平筆がどちらも強度があって塗りやすいので、文房具屋さんで買い直さずに済んでいます笑
アクリル塗料は乾くのが早いので、塗る時はどの色でも大体3度塗りするのですが
乾くまでの待ち時間が20分もあれば充分なので、せっかちなわたしにとってはとても助かっています。
二軒目は、一軒目のリペイントで楽しさに目覚めたタイミングで友人から昔のシルバニアを譲り受ける機会がありまして、
ありがたいことにリペイントに使用する許可も頂けたので、「森のカフェテラス」を改装させてもらいました。
外装は、木の色も白いテラス部分もとても状態が良くて綺麗な色だったのでそのままにして、屋根やオーニング、看板など部分的に塗装しています。
照明の金は面相筆でコツコツ塗りました笑
ちなみに、リペイント前のカフェテラスはこんな感じです。
外装だけ比べるとクリーム×水色のところを白×濃紺に変えただけなのですが、シックな印象になりました。
白い文字部分や蔦のところは立川ピン製作所製の「タチカワ ピュアホワイト」が大活躍でした。綺麗に色が乗ります！
（楽天市場で0.5mmと0.8mmと1.0mmのセットを購入しました）
逆に内装はシンプルすぎて勿体無く感じたので、派手目の壁紙に濃い茶色の床&腰板を合わせてみました。
壁紙は『ウィリアム・モリスの世界 100枚レターブック』（2017，パイインターナショナル刊）から使用。
腰板は木目柄のマスキングテープを厚紙に貼って、それを壁に貼り付けています。
この物件は自分の好きなモチーフや色合わせを詰め込んでいるので、今でもお気に入りです。
ちなみにこの物件を提供してくれた友人は養蜂家なので、頂いた沢山のシルバニアの中にあった「ミニショップ」をリペイントして、蜂蜜屋さんの箱バニアにしてお礼にお返しさせていただきました。
余談なのですが友人の蜂蜜はとても美味しくておすすめなので、国産蜂蜜にご興味がありましたら、オンラインショップもあるので是非覗いてみてください…！
わたしもラベルデザインの時にちょっとだけお手伝いさせていただきました。
（突然の宣伝すみません！）
話はリペイントに戻りまして…
このリペイントで「屋根の色を変えるだけでもかなり印象が変わる」ことを実感しまして、その後しばらく物件リペイントはしていなかったのですが
今年に入って購入した「きいちご林のお家」を屋根だけ茶色くリペイントしました。
この物件に関しては過去の記事に「買って良かった！」という感想をまとめています。
カフェテラスの時のように内装までやり始めると完成までかなり時間もかかるし疲れるのですが、
“屋根だけリペイント“ならアクリル塗料と筆（あとははみ出し防止したいならマスキングテープ）を100円ショップで買うだけで簡単にトライできますので、とてもオススメです。
◼️家具のリペイント
「家をいきなり塗るのは怖い！」「家は気に入ってるから塗りたくないけどリペイントには興味がある」という方であれば、家具など小さいものを塗るだけでも楽しめるかと思います。
無地で少し物足りないなと思う部分に、白や金のラインを入れるだけでも雰囲気が変わるので
ガンダムマーカーなどの塗装ペンも今はネットで簡単に購入できますし、ご興味がある方には是非お気軽にリペイントをしてみていただきたいです。
素人でも扱いやすい道具の情報も、 SNSやYouTubeで色んな方が教えて下さるのでわたしも本当に助かっています。
（素敵なカップケーキはミニチュア作家yu様の作品です）
最近は100円ショップのミニチュアコーナーがとても充実していて、縮尺は大きめだったりするので要注意ですがシルバニアにちょうどいいサイズの物も数多くあります。
100円だし失敗しても買い直しやすく、気軽にチャレンジできるのでありがたいです。
タウンシリーズに合うようなカラーリングにしてみました
背面の絵はデフォルトで、屋根・外壁・陳列台を塗っています
◼️終わりに
今回は何だか偉そうなオススメ口調が多くなってしまいましたが、
なぜかというとわたしは他の皆様のリペイント作品を見るのが大大大好きでして、
実際ど素人の自分も始めてみてすっかりハマってしまったので、リペイント好きさんが増えてくれたら嬉しいなと常々思っているのです…
玄人ぶってるような感じがしてしまったら申し訳ありません…！
実際、ドールハウス作家様のリペイント作品を拝見すると素敵な汚し加工が施されていて、より作品に奥行きや歴史が感じられてとても憧れているのですが
塗装のちゃんとした勉強をせずに「とりあえず塗ってみる！ヤー！」で3年続けてきてしまっているので、失敗が怖くて未だに汚し加工には手を出せておらず…。
我が村の物件は未だに全部ピカピカの新築感。
今後はしっかり塗装の勉強もして、より深みのある表現が出来るようになりたいなと密かに野望を抱いて（抱くだけはタダなので）おります。
最後に、頑張って塗って「いつもは塗らないけどニス塗ってみよう！」と塗ってみたものの、ちゃんと薄めなかったせいで表面がバキバキに割れて
今はもう見る影も無くなってしまったリペイントカーの（まだ無事だった頃の）写真を置いておきますね🚘
ハンドメイドの現実は、トライアンドエラーです。
やり直すの面倒臭いよ〜‼︎
お気に入りなのでちゃんと塗り直します…