自分の”居場所”って考えたことある?
そもそも自分の居場所ってなんだと思う?
いるだけで落ち着く場所?安心する場所?自分に自信を持てる場所?懐かしく思う場所?どんな場所?
“自分の身を置く場所”
いるだけで落ち着く場所、安心できる場所、自分に自信を持てる場所、懐かしさを感じる場所。
それは人かもしれないし、自然かもしれない。
気づけば、自然と“そこ”に辿り着いているように思う。
まるで川の下流に流れ着いた丸い石のように。
けれどその石は、“そこ”に辿り着くまでに何度も流され、転がり、削られてきた。
そうして角が取れ、やっと滑らかで美しい丸い石になる。
だけど、すべての石の形や色、模様が違うように、“そこ”に辿り着くまでの道のりも、誰一人として同じではない。
それぞれが異なる流れの中で、異なる景色を見て、異なる経験を重ねてきたから。
川の上流は狭く、流れも激しい。
だけど、流され続けるうちに、やがて穏やかで広々とした下流に辿り着く。
私たちの人生もきっと同じで、色んな場所を見て、たくさんの環境に揉まれて、悩んで、成長して、だからこそ、今いる場所の価値やありがたみに気づけるようになるんだと思う。
だから、もし今いる環境が窮屈に感じたり、自分らしさを見失ったり、自分の“居場所”を見つけられないと感じても大丈夫。
あなたの心と体は、ちゃんと自然の流れに乗っているから。
“そこ”に辿り着いた時、きっと同じようにたくさんの場所を見て、揉まれ、成長してきた人たちが、それぞれの個性を放ちながら笑顔で迎えてくれる。
“そこ”では、幸せや経験を分かち合い、心から安心できる場所になっているはず。
“居場所”がなくたっていい。
どこかに“自分だけの、何にも縛られない場所”があるって気づけるだけで、すごく幸せなことじゃない?
人生は川の流れのように、常に変化し続けるもの。
自分の居場所や安心できる形に辿り着くまで、焦らなくていい。
今はまだ見えなくても、流れに逆らわず、前を向いて進んでいこう。
流れを止めてしまったら、心の角は残ったまま。
でも、川がさまざまな方向から流れてくるように、周りの環境や人々が、あなたを支え、助けてくれるから大丈夫。
その日が来るまで、必死にもがいて、前だけを見て、進んでいこう。
そして今ある自分の周りにある小さな幸せに感謝の気持ちを忘れず、そのありがたさに気づけた時、きっともっと自分の人生が開けていくはず🌱