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電撃旅行~青森編~1/4「ミライース」

前回Go to キャンペーンについてダラダラ書いたのですが、それはこの青森旅行のためにホテルを取ったからです。
友人と二人で青森県は弘前市へ行ってまいりました。お互い北関東のクソ田舎に住んでますし、検温等もしなければならない環境にずっといますので体調の把握については問題なし。政府が地方への旅行を勧めている事もありますし、そこらへんは一応安心かと思います。

さて、今回青森に行ったのはアニメ「ふらいんぐうぃっち」の舞台を訪れるためでした。いつか弘前に行ってみたいとは思っていたのですが、いかんせん遠い。踏ん切りがつかずにいましたが、Go to キャンペーンの実施と首都圏にある実家へのお盆帰省を断念したことで時間を割くことができました。

青森に行こう、と決めたのは出立の3日前。そこからレンタカーを借り、ホテルを取り、スムーズにできたことにまず驚きです。やはり東京や神奈川からの帰省を諦めた人がかなりいらっしゃったのだと思います。

とにかくこうして始まった青森電撃旅行、個人的に旅の振り返りをしたいので、それを兼ねて4回ほど記事を書こうと思います。
今回は借りたレンタカーの車種、ミライースについて。次が青森(東北)の地域性、最後の2回が弘前公園周辺と「ふらいんぐうぃっち」についてです。

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上は出発して間もなくの那須高原SAで撮った高速道路の情報表示です。お盆週末の初日、午前中。異次元に迷い込んだかのようなスムーズさです。往復路ともにまったく渋滞していませんでした。

しかし、この高速道路のスムーズさ、これに最も貢献したのは今回借りた車、「ミライース」です。あまりに驚いたし不思議に思ったので旅行とは直接的に関係ありませんが取り上げようと思います。

長所

軽自動車とは思えない高速道路でのパフォーマンス
訳が分かりません。山形県から青森方面へ向かう東北道の登りでも全く問題なし。成人男性2人と荷物を載せてあそこまで加速できるとは思いませんでした。オッティで新潟に行ったときは底までベタ踏みしても加速できず登坂車線に入ったのと比べれば月とすっぽんです。

それから、ブレーキフィーリングの良さ
良く止まりますし、効き方も違和感がありません。かなり質が高いと感じました。ブレーキに関しては新しいか古いかでかなり変わってしまうとは思いますが、それでも普通自動車に比べても遜色ないかむしろ上回っている車種もあると思います。軽自動車で車重が軽いということもあって、変な運転さえしなければブレーキの効き具合に不安を感じることはないでしょう。

アクセルペダルとブレーキペダルの配置
踏むタイプのサイドブレーキをやめたことにより、余裕のあるペダル配置になっています。長時間の運転でも疲れず、いいと思います。軽自動車の中にはカップホルダーや荷物スペースを確保するために手で引くサイドブレーキを採用していないので、足元が窮屈なものがあります。荷物が入ることと安全に運転できること、どちらが大切なのかは小学生でも分かりますよね。

ただどんな長所もひっくり返せば短所になるもの。ミライースも例外ではありません。つぎは短所について書いていきます。

短所

エンジン(あるいはアクセルの制御)が高回転寄り過ぎ。等速で走る際、少しだけアクセルを踏んでいないといけないのはどの車も同じです。しかし、様々な車を乗ってきてその踏み具合の調整が一番シビアでした。他の車と同じように踏んでしまうと大体75km/hくらいで巡航してしまいます。例えばおなじメーカーでもミラジーノは55から60km/hくらいが巡航速度だったような気がします。シャフトなどの転がり抵抗が少ないのかもしれませんが、とにかく他の車と同じ感覚で運転して法定速度を超えてしまうのは考え物だと感じました。
加えて、この車はアイドリングストップします。なぜその車が高速巡航よりのセッティングなのか?真価を発揮するのは一般道のように止まったり発進したりが多いときのはずです。実際、高速道路を100km/h程度で走り続けた時と一般道を走ったときとで燃費はあまり変わりませんでした。これはすごいことなのですが、なぜこういうセッティングにしたのかは全く理解できませんでした。

タコメーターが欲しい
パネルの光る色でエコ運転かそうでないかが分かるようになっているのですが、恐らくその判断はエンジンのピストンの速度を基準にしていると思います。というのも、同じアクセルの開け方で平地ではエコ運転でなくとも、登り坂になるとエコ運転だと判断されるからです。それならば、スポーツカーみたいな感じではなくともタコメーターがあった方が運転の目安になる気がするのですが、正面に速度が大きく表示されるだけでした。

純正ナビが見辛い
トンネルに入ったとき、薄暗い道に入ったときなど昼間でも車幅灯を付ける時があります。しかしたとえ車幅灯であっても、点灯させるとナビが夜モードに暗転します。これは非常に見辛い。時刻設定しているわけですから、ライトをつけたとしても日中だったらナビはそのままにしておいて欲しいものです。これはミライースじゃなくてダイハツに対する感想ですね。

こんな感じですかね。こんなことを考えながら弘前まで無事に行けましたし、帰りも何事もなく運転できました。

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まとめ

総合すればミライースは「コンセプトは謎だけど燃費は良くて長距離運転に向いてる軽自動車」だと思います。

車自体のクオリティはめちゃめちゃ高いです。軽自動車はあまり好きではなく、そこまでたくさんの種類に乗ってきたわけではありません。しかし正直、他の軽自動車と比べて高速道路を使う方はミライース一択かもしれないなと感じるほどでした。
逆に一般道を多く使う方は法定速度で走ることを考えれば一考の余地があります。毎回ブレーキの踏み具合をあれだけシビアにコントロールするのは疲れますから、それが嫌なら他の車にするという選択肢もあるかと思います。

一つ一つの技術はすごいのですが、それが完璧に調和しているかといえば疑問が残ります。
ただ、私は高速道路を使った長距離運転ばかりですからミライースという車が好きになりました。また是非乗りたいと思います。

今回はここまでにしようと思います。ではまた。

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