noteの行く末はどこにするべきか?
毎日更新をしようと思っていたのですが、やはり目的と手段を入れ替えるのは無理ですね。書くべきこと、特に記すことも無いのに無意味なことをつらつら書くのは私の性にあいませんでした。
本題に入りますと、この「note」というコンテンツがこの先どのように発展していくかに考えを巡らせてみました。また戯言を垂れ流すことになりますがご容赦ください。
王者ツイッター&過去の栄光NAVERまとめ
あるコンテンツが発展するか否かを考えるにあたり、そのライバルコンテンツが何か、どのような状況かを判断するのは良いことかと思います。この観点から言えば、まずはnoteのライバルを探すことから始めます。
SNSといいますか、個人の考えを発信するのにあたってツイッターを超えるコンテンツはあるでしょうか?ユーザー数のという点からみると、これを超えるのは難しいでしょう。
すると、まず新規コンテンツはツイッターからの差別化をせざるを得ません。noteがツイッターと決定的に異なるのは何でしょうか?
私は文字数制限がないという点も考慮して記事の密度かと考えました。誤解を恐れずに言えば、投稿内容の高尚さです。全くの一般人が無意味な投稿をするツイッターと比較して、noteにはある程度の発信意識を持った人が集まる、これが強みかと思います。
もちろん記事の有料化が簡単というのも差別化の一つにはなっていると思います。しかし、有料の記事に対して抵抗無く出費する人は著者に対して付いているユーザーだと言えます。このような人は別にnoteでなくとも良いでしょう。つまり、発信者に対しては魅力的であっても、ユーザーにとってはそうでもないと思います。
note運営サイドとして、発信者が増える→ユーザーが増えるという流れは当然考えていると思います。しかし、今日のインターネット環境において発信者と受信者を明確に分けて考えるのは適切でしょうか?無意味な呟きですら不特定の人に拾ってもらうことを期待するユーザーは、(その責任や意識は別のものとして)発信者サイドの考え方をしているのではないでしょうか。
あるいは有料化を希望する発信側が多いことから、noteは差別化に成功しているといえるかを考えてみると、これも難しい問題です。確かに他のサービスには無い特徴かと思いますが、受け取り側が少ないサービスが末永く存続するかと問われれば答えは否です。
一つの証拠として、NAVERまとめのサービス終了があげられます。ある程度より上の年代の方であれば、NAVERまとめは多々閲覧したことがあると思います。
なんなら結構メジャーといいますか、それなりに人気のあるコンテンツかと思っていました。しかし、個人が気楽に記事を作ることができるというコンテンツ、しかもかなり支持を集めていたものが実際はそうでもなかったということは個人的に衝撃を受けました。このNAVERまとめと実態の似たnoteが有料化が楽という点のみを武器にして生き残ることができるかといえば、私は肯定できません。
真のライバルは?
私個人の意見ですが、noteが本当に争うべき相手、それはAmazon Kindleを筆頭とする電子書籍サービスだと思います。
有料化が非常に簡単、さらにユーザーがある程度高い意識を持っている、この点を活かすのであれば無意味な呟き方面に流れてしまうのは逆効果かと思うのです。
正直なところ、noteは小説など物語形式を投稿するには向いていないと思います。
・縦書きに対応していない
・スマホアプリで見る際に、横スワイプに対応していない
・マンガ投稿
これらは致命的だと思います。まだメジャーなコンテンツではありませんし、この先もサブカル方面から脱却するとは思えませんが、Pixivの方が小説投稿に関しては優れていると思います。
はてなblogなどで個人のブログを書いている小説家や漫画家をnoteに引き込めれば、さらにこの流れを加速させられるのではないでしょうか。
発信側としては簡単に有料化できますし、note限定の短編を書いてもらえればユーザーにも魅力的なコンテンツとなると思います。note所属のマネージャーといいますか、担当作家のnoteを編集する人を用意できれば不可能な話ではないと思います。
そしてこれを活かすためには電子書籍的な方向を充実させるべきではないかと思うのです。
まとめ
匿名性、有料化の簡単さ、文字数、ユーザーの意識、これらを兼ね添えているのはnoteが有利な点だと思います。ツイッターアカウントを開設していない作家を優先に狙っていけば、十分この先も長いコンテンツになるのではないでしょうか。
逆に既存のコンテンツに寄り添っていく道を選んでしまうと、あるいは......
こんなことを考えました。皆さんはいかがでしょうか?
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