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無知な素人が不動産強制競売申立

 調停で成立したこと、
 裁判で決まったこと、
 その他いろいろな約束。
 
 これらは平然と守らない上に、難癖までつけてくる奴等がいる。

 クソみたいな世界だ…

 そんなこんなで… 調停で成立したのに、決まった額を払わない上に、難癖をつけてくる奴等がいるので、仕方なく… 相手の財産開示申立をしようと奮闘していました。
 裁判所HPから必要な申立書をすべてDL。すると… なんてことだ… 財産開示申立には、まず!自分自身で相手の財産をある程度調べた結果を提出しなければならない… まずは自分自身で調べなければ裁判所は動いてくれないということだ…

 払わない・約束を守らない相手が悪いのに、なぜこっちがこんなことをしなければいけないんだ… なぜここまでしないと裁判所は動いてくれないんだ… こんなのこっちに知識やお金がなかったら、相手の逃げ徳じゃないか… と思いながら、地元の役所→相手方の役所→地元の法務局→相手方の法務局→相手方の税務署…を、まわる日々。その間に裁判所HPとにらめっこしながら裁判所や家庭裁判所に問い合わせ… 

 法曹に無知な私は奮闘する以外の選択肢はなく、裁判所と家庭裁判所にしつこく問い合わせするが、担当者の方々はとても優しく、「HPのここのこれをこう書いて…」「この書類用意した?」「これは大丈夫?」と優しく教えてくれる。

 たくさんのひとに迷惑をかけながら奮闘しているうちに、相手に不動産があることが発覚し、財産開示手続から不動産強制競売申立へシフトすることになる。
 すると… また別途書類が必要になり、相手方の法務局→相手方の役所→地元の役所を駆け回る…

 法務局で図面などを申請したく右往左往していると、「どうしたの?」「これとこれはここで取れるけど、地図は図書館じゃないと…」と声をかけてくれた上に、「築何年?昨年?なら、役所にいけば建築確認図面取れるから、それで大丈夫だよ」と教えてくれる紳士。

 私は自分でなんでもやりたい癖に無知なので、以前相談した弁護士先生も心配してくださり、「調べてみたんだけど…」「考えてみたんだけど…」と連絡くださる。
 電話の最後… 先生からの「バイタリティあるから、だいじょうぶ。」という言葉に大きく背中を押してもらった。

 クソみたいな奴等のせいで奮闘しているけれど、
 優しいひとたちのお陰で奮闘できている。

 だから… だいじょうぶ。
 バイタリティあるから、だいじょうぶ。


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