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大磯クリテリウム エキスパート 29位

コース

クランクの無くなった新コース

大磯プリンスホテルの駐車場に設置された
1周約900メートルの平坦周回×20周
この日の風はヒューヒューと大きな音をたてる程の強風…ホームストレートは風に叩かれるような感覚でした。

目標

・絶対に完走する
・脚を使ってでも集団の前方へ

大磯クリテリウムの6つあるカテゴリーの中で上から2番目に高いのがこのエキスパートクラス。レベルの高いカテゴリーに挑戦するのが性格上好きな僕は、中学生の頃からこのカテゴリーで走るのが目標でした。

ウォーミングアップ

今回の大磯クリテリウムは、友人2名と自走参戦…片道60km弱を良いペースで走れました。

レースの約2時間前のコース試走
本番を想定してコーナー後にスプリントを数回
心拍数も最大心拍数の90%近くまであげられました。

自走×試走でかなり走れていたので、ローラー台は、レース1時間前から約30分ほど軽く脚を回す程度に…レース30分前にアミノバイタルを飲む。高強度の運動30分前にこれを飲むとエネルギー切れなく全力を出せるなという感覚。

ルーティンを作れるという意味でも

レースレポート

photo by たくみくん

ウォーミングアップ中は「不安だー」とか「完走できるかなー」とか父親にボヤいてたものの、招集場所に着くと急に落ち着く。
同じカテゴリーに出る知人数名と談笑しながらスタートラインへ…

14時40分。予定通りレーススタート
1列目スタートだったので変な焦りもなく
先頭に立つと張り切りすぎてしまうところがあるので、ローリング中に少し番手を下げる。

集団真ん中くらいの位置でリアルスタート
この日は強烈な追い風&向かい風で横風要素が無く、集団真ん中〜後方にいると向かい風でかなり休めるが、平塚コーナー後の追い風の立ち上がりで、集団がかなり縦に伸びる。

今の位置だと消耗が激しいと思い、2周目のバックストレートで脚を使ってでも前に…
3位でホームストレートを通過。
集団前方にいると、風の抵抗は大きくなって休める区間は減るものの、立ち上がりでもがく時間は減るため、無駄な加減速なくスムーズに走れました。

3周目も3番手で通過、と共に目の前でアタックがあったが反応出来ず…結果半周で吸収したものの、積極的に動きたかったと反省…

4周目を先頭で通過。しかし、その直後のローテーションで集団に入れない…先頭から一気に集団の真ん中の方に。
前半はかなり前々で走れて、いわゆる「レース」が出来てる感覚。

残り10周を切ってきたあたりから位置を前にあげられなくなる…強度が高く力技で位置を上げられないのと、前に出たい選手の流れに乗れなくて、埋もれてしまう…
集団後方で平塚コーナーを抜けた際に2つ前の選手がコーンにぶつかった?のか挙動が荒れる。慌てて避けて一瞬コース外に飛び出る…

残り7周で苦しかったがガツンと踏んで前方に、そこから残り4周までは大体10番手以内でキープ出来た…が前方に位置出来たのはここまで、残り3周に入ったあたりから位置取り争いが活発に…どんどん埋もれて集団の最後尾から5番目の位置に。ペースアップして縦伸びしている集団に今までの力技は通用せず…最終周回で後方にいたせいで中切れに遭う…1位の選手の15秒遅れでフィニッシュ。

良かった点・悪かった点

良かった点

残り3周に入るまでは、かなり前々で展開する事が出来て、苦手だった位置取りの上達は感じた。
苦しい場所であと少し踏ん張って位置を上げることも出来て、最近まじめに取り組み始めた5分走や2分走のお陰で脚もメンタルも強くなってきたなと実感出来ました

悪かった点

3周目を3番手で通過した際に、目の前で起きたアタックに反応出来なかった。逃げなどのアクションを起こせず、ただ集団の中にいるだけのレースになってしまった。
レースが後半になるにつれて集団後方にいる事が増えてしまいました。位置取り争いが激化する中で、前に行きたい選手の流れに乗ったり、隙間を縫うように位置を上げていくのは、脚力で解決出来ないスキルが必要になると思いました…沢山レースに出て、集団走行スキルを上げたいと思います。

次戦の目標

・逃げる

今まで1度も逃げに乗れた事がなく、今回のレースでも悔しい思いをしたので、逃げになりそつな動きがあれば積極的に乗りたい。また、残り10周を切ったあたりからは、自分からアクションを起こすような走りがしたいです。

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