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四日市ジュニアロードレース A-Y 61位

レースプロフィール

1周約8.6kmほどの公道周回×6周回(52km)
基本的に登りか下りしかないコースになっていて、登りは大きく3つ。1つ目はコース前半にくる200mあるかないか?ほどの登り返し。かなり斜度があり集団後方にいると渋滞が起きて勢いが殺されてかなり苦しいです。2つ目はコース中盤にある2.7km、平均勾配3.1%の登り。前半は集団で走ると登りか分からない斜度の緩さですが、後半にかけて斜度があがります。3つ目はコース後半の600m程の登り。平均勾配が6%近くありかつ登り返しで苦しい区間ですが、ここを耐えるとゴールまで2kmは下り基調…体重が70kg近くある重量級デブからするとここまで耐えればあとは休憩ポイントでした。

目標

・強者にビビらずに全力を尽くす
・完走

今回の大会は四日市全国ジュニア…つまり全国大会。周りを見れば全日本チャンピオン含め、知らぬ人は居ない程の強豪選手がゾロゾロ…
今の僕にはそんな強豪と真っ向勝負できる実力はありませんが、怖気付かずに前に前に、自分のベストを果たすつもりで走ります。

ウォーミングアップ

前日に父親と車で四日市まで。前日受付を済ませた後3周程試走に…
風邪が治りかけというのもあってか心拍の調子が微妙。頑張って一瞬180bpm台に乗せる

当日は朝イチしかコースに入れなかった為、試走はスキップ。レースの1時間半前から40分前くらいまでローラー台。平均心拍数は140bpm台で、たまに180bpm台まで上げる
起床時心拍も54bpmと普段通りに戻ったので、調子はかなり良いのでは…?

スタート30分前にトイレ渋滞の中でアミノバイタルジェルを補給

四日市ジュニアはゼッケン順に招集場所に並ぶのですが、周りが偶然友達ばかり笑
色々談笑してたらあっという間にスタート時間

春くんありがとう

レースレポート

12時45分。定刻通りにA-Yカテゴリーがスタート。

僕のゼッケンは161番…130人近くが出走する集団の後ろから2列目。スタート直後のローリングで前に上がれないと勝負には絡めない位置。

全国大会という事でみんなピリ付き、焦りもあるのか、スタート直後に真横の選手が落車…集団内は常に怒鳴り声…ここまで殺伐としたローリングは経験がなく、積極的に前に上がる気持ちにはなれませんでした…

とりあえず今の位置をキープしようと走っていたら、ローリング中に集団の真ん中あたりまで上がれていました。僕的にはポジションを上げようとはしていなかったのですが、激しいポジション争いで位置を下げてしまう選手も多かったんだと思います。それでポジションをキープしていた僕が少し前に行けたという感じでしょうか。

2キロくらい走ったあたりでリアルスタート。
集団の半分近くまでポジションを上げられたと言っても、130人近い集団の半分…まだ前は遠かったです。道幅が一気に細くなるコーナー等では思いっ切り集団が詰まり、時速はほぼ0キロに…そしてコーナーが開けたと同時に全開…
この激しいインターバルの中で無理やり位置を上げることは難しく、集団真ん中〜後方くらいで2.7kmの登りへ…
この登りで先頭集団についていけない選手がブツブツと切れ始めました。後ろの方にいた僕もどんどん前が離れていくのが見えました。今飛び出せばまだ追いつく…そんな距離感でした。頭で分かっていても体が着いていかない状態で、集団の背中はだんだん小さくなっていきました。

2周目に入るあたりで約10名?ほどの追走集団が出来て、ローテーションしながら走っていきます。この周の登りは特にキツかった感じがしました。

先頭集団からドロップして来る人などを吸収して段々と集団を大きくしていきます。

3周目の登りもかなりキツい…ただもう先頭集団はとっくに見えないので、タイムアウトでこの周が最後になると思いながら走っていました。

4周目に入るホームストレート
タイムアウトを告げる旗はまだ振られていまそんでした。ただこの時は完走出来るという気持ちではなく、4周目が終わったら足切りされるだろうと思っていました。
4周目からは登りでドカンとペースを上げる選手もいなくなり、全体を通して一定のペースで走るように。この頃には集団も数十人ほど、かなり大きい規模になっていました。
位置取りは常に前の方にいて、積極的に集団を引っ張るように意識しました。先頭集団からはドロップしてしまっても、後ろの集団で出来る走りがあると思い、苦手な集団走行を克服するべく、選手と選手のスキマを縫うように位置を上げるようにしました。

これで最後かなと思って最終コーナーを曲がると旗はまだ振られていない…残り2周
集団内でも「行けるぞ!」との声もあり、完走への希望が見えてきました。
完走へと気持ちをシフトした集団は5周目の登りも一定で走っていました。


先頭とのタイム差を見る限り、僕のいる第2集団はタイムアウトギリギリのラインを走っていて、この集団からドロップしてしまうとタイムアウトでレースから降ろされてしまうと思いました。
残り1周でタイムアウト…なんて悲しい終わり方はしたくなかったので、トラブルや中切れを避ける為に集団前方に位置取ります

頑張って前方に位置できたお陰でトラブルにも巻き込まれず、登りも難なくクリア。
後半2kmの下り基調の区間を終えて最終コーナー「完走させてくれ…」と祈りながらコーナーを曲がると旗は振られていませんでした。
ホームストレートは登りになっていてかなり苦しく、毎周ここで位置を落としてしまうのですが、ここは頑張って耐えました。
ジャンが鳴って最終周回

なんとか最終周回に入ることには成功しましたが、まだ落車やメカトラブルなど、リタイヤの危険性はあるので気を引き締めます。
車間やコーナリング、路肩の段差や路面の割れなどをいつも以上に警戒しながら、かつ集団の前方を保ったまま走りました。

最後の登りで落ちてくる選手を集団でパスする際に、左右にも選手がいて蓋をされてしまって、ギリギリまで落ちてくる選手を避けられなくて、ゾワッとしました。落車にならなくて良かったです。

残り2kmからの下りを終えて最終コーナー
落車がないように安全に曲がってスプリント
全力でもがくが力が入りませんでした。
これはちょっと補給を失敗しちゃったかな…

結局第2集団の最後尾でゴールして
1位の選手から約6分遅れの61位。
かなりいい位置で最終コーナーを抜けられただけに悔しいですが、全国ジュニアで完走出来て少しですが成長を実感しました。

良かった点・悪かった点

良かった点

全国ジュニアという大きな大会を、怖気付かずに自分の力を出し切って完走できたことです。
また、第2集団内で選手の間を縫って前に上がったり、前に上がろうとする選手の流れに乗れたり、集団走行スキルの上達を感じました。
恐怖心もなく、落ち着いて安全な走りができたかなと思います。

悪かった点

今回のレースでの補給は、1.2L弱の水のみでした。レースは約1時間半なので、これで充分だと思いましたが、水は残り1周に入る頃にはほとんど無くなってしまい、ジェルすら持たなかったこともあり後半は大きなパワーが出ませんでした。
1時間を越える時点で、固形は要らずともジェル系の補給食は持っておくべきでした。
水分も、持っていく量や、飲むペースなどをしっかり計算するべきでした(前半に飲みすぎてしまった)
最近完走出来るレースが増えてきたので、
補給の摂り方もしっかり考えていかないといけません。

次戦の目標

ブログ更新が遅くなってしまいました(11月11日)今週末は土曜日にツインリンクもてぎで4時間のエンデューロ、日曜日に大磯クリテリウムとレースが続くので、その意気込みも兼ねて

アタックをする、集団から逃げる

を目標にしたいと思います。
4時間エンデューロは、集団走行スキルや、補給の摂り方が大切になってくるので、そのトレーニングだと思って走ります
大磯クリテリウムは、先月の大磯で前方に位置取り完走する事には成功したので、今度は逃げにトライしたいと思います。タイミングとしては残り10周を切ってきたあたりを狙っています、いきなり勝ち逃げを決められるかは怪しいですが、経験だと思って積極的にいきたいと思います!

かなり長いレースレポートになりました
最後まで読んでくれてありがとうございました

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