小説の中の。
この頃の私の怠惰極まりない生活、全くもって格好がつかない、と自己嫌悪がちな日々。
しかし、この今の自分が小説の中の住人であったなら、なんだか格好がついちゃう気がするんだ。
いや、これでもスパイス足りないくらいで、もっと、もっと個性に徹底さがある方が、輪郭をはっきりと持つ、格好のつく登場人物になれるし、読者が言葉や物語へ深く深く入り込んでいけると思う。
だから、自分を嫌いになりそうな日には、物語の住人のつもりで、そこで感じる全てを言葉に、そして小説にするかのように堪能し切ってしまえばいい。
なーんて、
今ふと思いついた言い訳なんだけどさ。