強欲な壺と先日のストーリーアンケートについてのお礼
先日のInstagramのストーリー機能に付属しているアンケートについて、ご回答・リアクションリプライを送ってくれた皆様、本当にありがとうございました。
ストーリーのキャプションには文字制限があるのでアンケートの背景とその詳細を伝えきれず、質問の意図がわからないから回答に困った方も多かったのではないかと思います。
その中でもありがたい事に、回答して頂いた方々の分布はこの様になりました。
1番目の選択肢を選んで頂いて、健康への気遣いと現実的な対応策を提示してもらった気持ちになりました。
2番目の選択肢を選んで頂いて、現状の自分を受容してもらった気持ちになりました。
3番目の選択肢を選んで頂いて、正論で贅沢な悩みを抱えている自分を気づかさせて貰い、目が覚める気持ちになりました。
リアクションリプライでは我が家では〇〇している。あなたの妻だったら、私はこう思う。などのコメントも追加していただき、各家庭の事情やどう向き合っているのかをお話して貰いました。
去年も育児休暇を取得している中で、趣味との向き合い方についてどう悩んでいるかをnoteで投稿していましたが、
息子が2歳の誕生日を迎える今日ですら
身の回りを取り巻く状況が育休が明けてしまったり保育園に入ったりと変化したからこそ、またしても同じ壁にぶつかっている次第です。
話を戻すと、そもそもこのアンケートの質問自体もおかしなものだと今は思います。
極論、自分を取るのか家族を取るのかの2択でシンプルに考えれば、明らかに家族でしょう。吉本新喜劇の正論大魔神・小籔さんなら絶対にそういうと思います。
しかし、シンプルに考えられずモヤモヤ頭で考えてしまうのは、それだけ自転車が生きがいで人生の優先順位が高い事を嫌というほど思い知らされる訳です。
僕は趣味や生きがいはその人の感性やアイデンティティが具体化されたものだと思っています。そしてそう思わない人もいらっしゃる事についても重々承知しているつもりです。
我が家は、油断すると1人の時間を大切にし過ぎる僕vs家族の時間を大切にする妻という構図になりやすく、
そしてもちろん息子との時間も同じくらい大切なので必然的にご指摘の通り生きがいvs家族vs健康の八方塞がりになります。
妻に1人時間を用意・確保しても「家族の時間」ではない所にそこまで魅力を感じてもらえないという事も日々のコミュニケーションで確認し合っている次第です。
なかなか、一筋縄ではいかないものです笑
ありがたい事に、フォロワーの友人達からも様々な意見を貰えた中で1人「あなたは、たぶん自転車で写真を撮りたいんじゃ無い??」と言ってもらえました。これにはパッと目の前が明るく開く感覚がありました。
我が家の住んでいる場所は、都心から自転車で1時間ほどでアクセス出来るものの、自然に囲まれているので夜は真っ暗。何処も写真を撮る場所がありません。
自転車は僕にとってトレーニングの手段ではなく写真を撮りに行く場所に向かう際に採用したい唯一無二の手段です。出先で納得の行く景色・写真が撮れているかどうかが大切で僕の核となる部分であるという事、そしてそれを心の奥に蔵っていた結果、自分でもその核なる存在を表出出来なくなっていた事に気づかされました。
僕は前述の通り趣味や生きがいはその人の感性やアイデンティティが具体化されたものだと思っているからこそ、隠したい守りたい部分であり、
腐されたり嘲笑されたり批判されたりとネガティブな影響を受けないために具体的な表出を避けてきたんだと思います。
また別の方からは
>でもやっぱり自転車で実走したいですよね。と言う言葉や
>真冬の夜に乗るのは尊敬だわ、(中略)その情熱が羨ましい。という言葉に鳩尾が熱くなりました。
アサーションというコミュニケーション方法を提案してくれた方もいらっしゃいました。
現状で自分だけでなく家族のことも考えている事へご評価頂けた方もいらっしゃいました。
ストーリーのアンケート機能はその人に影響力がないと、一瞬閲覧・親指で0.5cmのスワイプで即スルー案件だと思っていましたが、意外と自分、捨てたもんじゃないなと思えて、結果良かったかなと思っています。
色々な人の家庭の事情と対策が知れて参考になりました。
真剣に悩みを伝えると真剣に返ってくるもんですね。家庭の事情は時にプライバシーのトラブルになりかねないし、いつからか大人になると自分で物事解決しなきゃと思うようになって悩みを隠すようになる人も僕のように、居るかと思うんですが
意外と自分は素敵な人達の中にある事を胸に、大人になっても時には自分を開示していくことを忘れたくないと思いました。
結論としましては、その言葉達のお陰様で取り出せなくなっていた気持ちを取り出せた事で、自転車に乗って写真を撮りに行きたい欲はしばしの間、成仏してくれそうです。
もう少し日を待てば、夜明けが早くなるので、自分の地元のような田舎でもカメラにある程度納得のいく写像が浮かぶのではないかと、一抹の期待を胸に暫くは朝活はおやすみしようかと思っている次第です。
重ね重ね、質問へのご回答・リアクションリプライ、ここまでの閲覧、本当にありがとうございました。
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