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PENTAGONのRoad To The Throneの話。【Road to Kingdom】

今回はもう、タイトルの通り。
Road to KingdomのPENTAGONの最初のパフォーマンス「Road To The Throne」の素敵なところをひたすらに書いていこうと思います。

⓪Road To The Throne=王座への道

まずパフォーマンス関係なくRoad To The Throneについて話して行きたいんですが、その名前ですよ。
Road to the throne。王国へ行く前からそもそも王座を目指してらっしゃる。
ていうかこのパフォーマンスの中で「僕たちが王だ。間違いない。」って言っているので、目指しているでもないかもしれない。
Road To The ThroneおよびRoad to KingdomはPENTAGONにとっては王国や王座を目指す道ではなく、自国の王座に"帰る"道なのでは、、、?とさえ感じます。
初っ端からギラギラしてますね。

①빛나리(Shine)の崩壊

PENTAGONをあまり知らなくても「チジリ〜」のメロディは聴いたことがあったり、あの振り付けをちょっと踊れる人がいるであろう、PENTAGONの代名詞とも取れる「빛나리」から始まる冒頭。
アップテンポで楽しいイメージの빛나리とは裏腹に、笑顔のない表情で去って行くPENTAGON。そして壊れたような音と共に1人残ったウソクが苦しみ出す。
時間を示すような音が鳴り、ウソクは“何か”を振り払い逃げようと後ずさる。

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「빛나리」からはじめて、それを壊したことについて。
・PENTAGONのイメージを破壊したい。
という思いが入っているように思います。
物語上では破壊したい。というよりも「빛나리」によって心身が破壊されそうな主人公の脳内のような。
もしかしたらPENTAGON=「빛나리」のイメージが苦悩の種で、そのイメージを振り払おうとしているのかも。
反響するような音の雰囲気もあって、心の中または頭の中のストレスや暗い部分を描いているのかな、と思います。

②仮面の怪物

“何か”を振り払って逃げるウソクの前に現れたのは4体の仮面の怪物。
ウソクの周りを奇妙にうろつく。
ウソクが振り払うもまとわりついてくる仮面たち。壊れたように叫んでも、掴んでくる。
どうにか振り払い、逃げ出す。

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仮面を被ることのほとんどは“顔を隠すため”だと思うのですが、顔を隠す=誰かわからない。という部分から
仮面の怪物は顔のわからない誰か=SNSなどから噂をする匿名の人々。をさしているようにも見えます。
主人公の周りにまとわりつく色々な噂。誹謗中傷かもしれません。
これはあくまでも次の流れを考察する上での仮定ですが、「빛나리」(2018)だけのPENTAGONは「昔のアイドル」または「売れなかったアイドル」などと。

おおよそここまでの間、照明がメンバーに当たっていることが少なくて、影が多い印象なのが凄く不安を煽るような演出で好きです。
特にウソクが後退りするシーンではもはや顔が映っていない。
足を守る靴を履かず、裸足で逃げているのも極限状態を示すようです。
もしくは靴のいらない場所、病院とか。
後退りしたウソクが止まるのと同時に、後ろの2人が道を塞ぐように横にズレるところも凄く好きです。
人間にとって一番怖いのは「わからないこと」みたいなことを言っていたお話があったように思うんですが、仮面の動きは奇妙で「何か分からない恐怖」と不自然さに惹かれる部分でした。下手すりゃトラウマになりそうな演出。観覧あったら何人か半泣きになりそう。

③不死身の如く蘇り、狙いを定める。

ここでシーンが変わる。ウソクが走り去った後、カメラは真逆を向く。
骨を鳴らしたような音と心臓の音。
矢を放つような動作と共に、真ん中のフイは挑戦的に微笑む。

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ここをはじめて見た時の印象は「ゾンビ」でした。
GIFの動き心臓の動きだと思うのですが(心臓音もあるので)
“死んだ”と思われていたものが生きていて力強く心臓を鳴らす。
復讐を始めるかのように、狙いを定めて肩を鳴らす。
PENTAGONは死んでなんかいなくて、王座につく準備を始める。

ここはもう本当に音ハメが最高。
あと後ろのスクリーンの中心くらいがちょっと赤いのが、心臓って感じがしてカッコイイです。多分赤いのは「核」でしょうね。
それが脈打つように点滅しているのが本当にかっこいい。
後ろのヨウォンとユウトの表情から感情が伺えない感じのところがいい。
体格差とかもあるとは思うのですが、フイとフイについてる手下2人のようにも見える構図がめちゃめちゃに好きです。
あとフイが矢を放つような動きの時のヨウォンの“止め”が好きすぎてリピート再生しています。

④いざ戦場へ

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ここストーリーぽく説明できないので即感想から行きます。
それまで不穏だった印象から一気に荘厳な雰囲気になる音楽。
SFファンタジーのゲームとかで流れてそう。ボス戦手前とか。
キングダムハーツのキーブレード墓場で流れてそう。
煙、または炎のようにみえる映像。
火は赤よりも青の方が高温で熱い。
軍で進んでいっているような揃ったダンス。
周りを振り払うような動きと、振り払った時のキノの表情が涼しげなのが印象的。
闘うような状況下でふと笑えるのは確実に強い。
そして最後に何かを掴み、手を広げる。
広げた手を下げる時の表情は確信を飲み込むような印象。
そして
「PENTAGON IS THE KING. THERE IS NO DOUBT.」
この言葉をいった時、赤一色に染まるのが印象的でした。
赤は革命の色、勝利の色。
声以外は心臓音しかなかったのも印象的。
ここからPENTAGONの革命が始まってしまうぞ、、と思いましいた。
そう思うと冒頭で話した「王座に戻る道」はきっと違う。
これは「王座から誰かを引き摺り下ろして王になる革命」なんだと思います。きっと。

このnoteのあとがき

個人的にめちゃめちゃに惹かれて大好きな映像だったのでこのままの勢いで素晴らしいパフォーマンスを期待してます。
今後もこの熱量できたらきっとまた書きます。

すでに次回はあれなんですよね?
私がとても待ち望んでいるWhat?のやつですよね?
このWhat?で出てくるヨウォンもうなんかおちゃらけて相手を見下すタイプだし、そんなヨウォンを突き飛ばすのはヘラヘラとだらだらとしてるのが待てなくなった短気なウソクって感じで良い。
そしてここで間抜けな表情で飛んでいくヨウォン大正解すぎる。さすが役者もやっているお方、、、、今度出てる作品視聴させていただきます。
時間軸ぐっちゃだけどこの時のジノさんのメカニックっぽいビジュアルが凄く好きです。かっこよすぎる。小柄なのも相まってめちゃくちゃかっこいいい。洋画かジブリでみた。
そしてフイさんのギターのとこ。私ここの演出が凄く好きです。
よくみたらユウトとホンソクが土台作りに関わってるんですよね。こういうの好きだし、そこが見えないようにダンサーが壁を作ってるのもいい。
人の力で一段高いステージ作るって考えたの誰???天才すぎるでしょ。
あとこの時フイさんの乗ってるとこにもたれてるキノジノも最高。
初めて見た時ここで何故ヨウォンがちょっと上着脱いでるのかで割と頭抱えましたかっこよすぎるからやめてほしい。さっきまでわりかしちゃんと着てたじゃん。

次回が楽しみですね。



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