ちいちゃんは「持ってる」子?~糖尿病猫の小さな幸運~
ウチのわがままボディちいちゃんが糖尿病と診断されてから、
およそ2か月が経ちました。
かかりつけの動物病院では、インスリンの効果を調べるために3時間おきに血糖値モニタリングというので、ちいちゃんを連れて行かねばならない日があります。
そこで時間ごとの効果を診て、1日2回のインスリンの投与量を決める算段だったのですが、当初はインスリンを投与しても血糖値が思うように下がらず。。。
投与量を増やしてはモニタリングの繰り返しの日々が続きました。
有休取得日数ハンパない💦
一方、家ではどうやって血糖値を測っていたかというと、理科の授業で使うような試験紙におしっこをかけて尿糖値を測っています。
↓容器の上段の緑色が血糖値の目安。尿糖(≒血糖値)が高いと、試験紙の先が黄色から濃い緑色になる。
ちいちゃんはずっとこの濃い緑色のままでした↓↓
上の白いもう1本はケトン値を測るやつ。
ずっと改善が見られないまま、モニタリングの度にどんどん投与量が増えていってしまい、インスリン抵抗性だったらどうしようという不安と、
体重も1kg近く減少した時期もあって、正直「残りの時間」も頭を過りました。
そんな中、最初のインスリン投与量から倍になってしまったある日、
小さな奇跡は起きました。
あれ、緑じゃない。。。
これは、、、
キターーーーーーー(`・∀・´)
前日までずっと高かった血糖値が、なぜか突然検出されなくなったのです。(むしろ低血糖気味…)
これ以上投与すると逆に危ないから、インスリンを打てない日もあるくらい。それでも一回休むとまた尿糖が高く出るんだけど。
でもなぜ急に効くようになったのか、しかもそれからはインスリンを最初の量に戻しても効くようになって、獣医さんも首を傾げるばかり。
「でもまぁ効いたんだからいいじゃない」という専門家とは思えないセリフを頂戴しました😂
それからは体重も少しずつ元に戻りつつあります。本当に良かった😭
とりあえず本人も多尿が落ち着いて、少し穏やかな生活を取り戻したような表情を感じることが多くなりました。
猫の糖尿病に関しては寛解する可能性もあると云われています。
ちいちゃんは生まれたばかりで兄弟と道路の真ん中に段ボールで放置され、1匹だけ生き残った「持ってる」子だから
糖尿病もきっと「そっち(寛解する)側」の「持ってる」子だと信じて、
これからもじっくり向き合っていきたいと思います。
・・・でもどうして急に改善したんだろ?ほかの病気とかなければいいけど😷