猫を飼うと決めるとき、肝に銘じること
ペットと暮らすことになるそのタイミングとは、その子との出逢いと、最期まで共に生きていく覚悟がぴったりとハマった時なんだと思います。あら、結婚と一緒ですね。
でももしも結婚と一緒だとしたら、「あれ、思ってたのと違った」と後でわかった、なんていうこともあるはずで。だとしてもペットは人と違って、決して手放してはいけません。(人も離婚してはいけません、滅多に。
「この子に出会ったのは運命だ」なんてときめいてしまう気持ちはとてもよくわかります。
でも相手は素性も出自も話してくれない動物。ですから尚更いや、むしろ想像や期待は裏切られるのだと考えるべきです。
特に猫を家族にしようと決めるとき、次のようなことでショックを受けてはいけないということを肝に銘じましょう。
1.見た目と声のギャップがすごい
犬ならなんとなく、大型犬は「ウォフッ」て野太い声、小型犬は「キャンキャン」甲高い声を想像できますが、猫の声はとてもバラエティ豊かです。
特にペットショップなんかにいる子たちはほとんどみんな子どもだから声も小さいし、みゃーみゃー同じように鳴くのでわかりませんよね。
ルーシー(ロシアンブルー 享年16)は酒焼けした場末のスナックのママみたいな声でいつも「ギャっ」て言ってました。むしろオスのちいちゃんの方が声は猫っぽい。
こないだウチの子になったはなちゃん(メインクーン 5才♀)はというと、
鳴きません。。。
正確には声を出さない。
せっかくブリーディングのお務めが終わって、いっぱい甘えん坊して来るんだろうなと思ってたら、目一杯口を開けて、
「ヘァーッ(森進一)」って、、、(*´∀`*)
はじめ聞いたときは虐待で喉潰されたのかと心配したくらい汗
メインクーンは大型猫の見た目に依らず結構可愛い声の子多いイメージがあります。
2.やっぱり抱っこがイヤw
初めて出会った時の、ここから連れ出してくれる期待を込めて見つめる瞳、
そしてケージから出してもらった時の、ぺったり抱っこされて離れないほどの甘えっぷりに決して騙されてはいけません。それは「飼う前」だからです。
これな。
「これは爪切り楽かも」なんて横着した罰か、自由になった解放感からか、
抱っこをしようものなら、その毛並みの良い長い被毛を艶やかに滑らせ、
「ワタシ抱っこ好きなんて言った覚えなんかないわよ」と
別れを告げて彼のもとを去っていく女性の様に、
フィギュアスケートのなんとかアクセルよろしく美しく身を翻す様は
「ああ、抱っこ逃げ慣れてるなぁ。。。泣」
と途方に暮れるしかないのです。
ファースト・インプレッションが「人懐こそう」だった場合は、要注意です。
…
ごめんなさい。
結局、はなちゃんを愛でているだけの話なのですけれど。。。
人はどうか分からないけれど(?)、
ペットと暮らして思い知らされる「裏切り」は
きっとマイナスなんてほとんどないことは断言します^^
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見出し写真はRICOH GR1
Film:フジカラー100