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フィルムカメラ 猫マシマシ

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猫たちと過ごす人生の回顧録を彼らのフィルム写真とともに。フィルムカメラが好きなのは、写真加工アプリが苦手だからという理由も一理ないこともないのは内緒。
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2020年9月の記事一覧

猫を飼うと決めるとき、肝に銘じること

猫を飼うと決めるとき、肝に銘じること

ペットと暮らすことになるそのタイミングとは、その子との出逢いと、最期まで共に生きていく覚悟がぴったりとハマった時なんだと思います。あら、結婚と一緒ですね。

でももしも結婚と一緒だとしたら、「あれ、思ってたのと違った」と後でわかった、なんていうこともあるはずで。だとしてもペットは人と違って、決して手放してはいけません。(人も離婚してはいけません、滅多に。

「この子に出会ったのは運命だ」なんてとき

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思い出し笑いと涙の割合

思い出し笑いと涙の割合

薬のおかげでちいちゃんは、
だんだんいつも通りの
ふてぶてちいちゃんに戻ってきました。

結果、ちょっとした口内炎だったのだけれど、
猫にとってはそれが行く行くは「食べられない」ことに繋がるから、
これからも気をつけないとね、おじぃ。

病院に連れていく最中、ハンドルを握る手 

ふと隙をついて戻って来る 

救急病院に連れて行って、
帰るともう0時を回ってたあの夜 

薬をもらいに連れて行って、

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やさしいひかり

やさしいひかり

いつのまにか部屋の明かりを 白熱灯で設えるようになっていました。

強くて暖かい影が作り出す濃淡が心地よくて 

そして夜と眠りの境目が淡く、優しくなるから好きです。

生活を営むというより 
その空間で過ごすというあり方に
自分の中で変わった気がしています。

そしてなにより、猫が優しく写る。

覗き込んだ清らかな光は 何を見透かす 

君は影なんかじゃない 

温もりの波間に浮かぶ ふわり穏や

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これからはここで待ち合わせよう

これからはここで待ち合わせよう

今日はルーシーの49日法要でした。

供養していただいたところは神社だから
正確には50日祭というらしいです。

私がこの霊園にお願いしたのは、
写真のとおり、とても長閑で、自然がいっぱいで、遠くの景色まで見通せて、空もうんと近い場所だったから。

そして、また一緒に来たいねって 
思える場所が良かったから。

ちゃんと無事、天国に着いたかな。

次は100日祭供養に来るね。

その次は一周忌かな

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さぁ一緒に行くよ 最後まで

さぁ一緒に行くよ 最後まで

まだそこに立ち止まってるの 

しょうがないな 

まだ歩けなくても大丈夫だよ 
ボクがいるから 

さぁ ボクの背中に乗って

あんまりそこで泣かないでよ 

水に濡れるのキライなんだボク 

風が強かったらちゃんと隠れてなよ 

このぶあつい胸で全部受け止められるよ 

旅行雑誌なんか見て、ボクにお留守番させようたってそうはいかない    
      

さぁ 一緒に行くよ 最後まで 

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手前にピント合わせちゃダメよ

手前にピント合わせちゃダメよ

もしもあの子の目を見て話すのが苦手なら、
あなたにとって、目の前にいるのは彼女じゃなくてね。
それは、あなたが好きな彼女のイメージと話をしているのよ。

きっとあの子もあなたと同じくらい
あなたのことが好きよ。

だから、

ちゃんと彼女の目を見て話してあげなよ。

でもあなたは少しずるいところがあるから、
目を見たフリして
手前にピント合わせようとしちゃダメよ。

HasselBlad 500C

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