見出し画像

成長とチームプレイを生み出す、ILUのプロジェクト型組織

こんにちは。言語理解研究所(以下、ILU)の採用担当です。

今回の記事では、ILUのプロジェクトが普段どのような環境で開発されているかについてご紹介します。当社へのご応募やカジュアル面談をご希望される際、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。


持続可能な企業成長を支える、ILU独自のチーム編成!

私たちの会社には、いわゆる「機能別組織」と呼ばれる固定された「部署」は存在しません。
その代わりILUの組織は「開発本部」と「バックオフィス系」だけのシンプルな枠組みで構成しており、85%以上の社員が「開発本部」に属して、研究、開発に携わっています。
業務を進める際のチーム編成は、“プロジェクト単位” で柔軟に構成されていて、案件ごとに最適なメンバーを選出するフレキシブルな運営方式をとっています。

このアサイン方法は、単に組織の効率性を追求するだけではなく、社員一人ひとりの成長とスキルの幅を広げることを目的に、創業時から採用しているものです。

プロジェクト単位のアサインとは?

通常の企業では、特定の部署に配属された社員が、部長を中心にその部署の業務を担当するのが一般的です。
しかし、ILUではプロジェクトの特性や専門性、市場や顧客からの細かなニーズを鑑みて、プロジェクトマネジャー(以下、PM)を中心にチームを編成しています。

このチームの特徴は、プロジェクト成功のために必要なスキルセットを持つエンジニアに加えて、知識辞書エンジニアのメンバーで構成されている点にあります。

チームにジョインする期間も多様で、例えばPoCプロジェクトでは1ヶ月からのものもありますし、最も長いチームは12年以上続いていて、その信頼の厚さを物語っているといえます。

チーム編成は、主に、月に2度行われる定例の営業進捗会議の場で決定します。この会議では、プロジェクトの成功を第一に考えつつも、社員育成も重要な軸として意識しながら、多様なメンバーがチームワークを発揮する機会となるように配慮しています。


ILUの成長を支える「知識辞書エンジニア」って?

国内最大級の“大規模知識データベース”「日本語のスペシャリスト」がもたらす力!

ILUは、2002年の設立から一貫して「自然言語処理」(NLP)と「自然言語理解」(NLU)に特化した企業として歩んでまいりました。
その結果、豊富な経験と技術力を積み重ね、国内最大規模の言語資産(大規模知識データベース)を保有しております。

このデータベースの中には、様々な言葉や単語、フレーズの概念化技術が膨大に登録されていて、他社では真似することができないスケールです。ILUは非常に大きな言語資産と、それを使いこなす工学的アプローチで 独自のAI技術 を構築し、様々な顧客に “言葉の価値” を提供してきました。

NLPのプロジェクトにおいて必要不可欠な知識データベースですが、ILUでは、このデータベースを自社開発しています。
この開発を支えているのが知識辞書エンジニアです。専任メンバーとして雇用し内製することで、プロジェクトの進行や市場の変化に柔軟に対応しています。知識データベースの内製体制により、変化の早い環境でも優位に立ち続けることができるのです。

また、社内に蓄積された高度な知識とノウハウは、知識辞書エンジニアが手がける独自の”大規模知識データベース”に即反映され、他社にはない競争優位性でILUの成長を支えてきました。

知識辞書エンジニアは、日々、知識データベースのアップデートと拡張を行いながら、”日本語のスペシャリスト” としてキャリアを積み、より高度なNLPの実現に貢献しています。
専任メンバーのアサインは、ILUのプロジェクト進行において必要不可欠で「ILUプロジェクトの成功の鍵」といっても過言ではありません。

エンジニアの持つ技術と知識辞書エンジニアの持つ視点や経験のチームプレイがクライアントの期待を超えて、プロジェクトの成功へと導いています。

多様な経験を通じて成長の機会を

プロジェクト単位のアサインメントは、社員ひとり一人にとって自己成長の大きなチャンスにもなっています。
特定分野に特化したエンジニアだけではなく、異なるバックグラウンドやスキルを持つメンバーを積極的にチームへアサインすることで、“日本語解析のスペシャリスト” として、個々の社員が学びながら活躍できる環境を提供しています。

他社事例で、「研修をやっても受け身でなかなか身につかない」といったお悩みを伺うこともありますが、ILUでは多様なプロジェクトに参加することで、さまざまな技術やいくつもの業界に即した専門知識に触れることができるため、異なる経験や視点を持つメンバーと共に力を合わせることで、新たなスキルやアプローチを習得しやすい環境が整っています。

このように、プロジェクトを通じて得られた知識や繋がりは、社員ひとり一人のキャリアパスにおいて非常に貴重であり、幅広い視野を養って最大限に力を発揮できる機会へと繋がっています。

エンジニアの挑戦を支える環境

ILUは、大学発ベンチャーという背景もあって、オープンでフラットな組織文化を大切にしています。
PMがリードするチームにおいても、ひとり一人が主体的に仕事に取り組みながら、対等な意見を持ってプロジェクトの進行に積極的に関与することが求められます。
これによって、チームとしての成果が最大化されるだけでなく、個々の自己成長を実感できる環境が整っています。


あなたも一緒に次のプロジェクトを

もし、あなたがエンジニアとして新たなチャレンジを求めているなら、私たちILUでその機会を見つけてみませんか?

固定された部署に縛られることなく、多様なプロジェクトで活躍することで、エンジニアとしてのスキルや経験を深めることができます。
そして、共に力を合わせることで、他では得られない価値や創造する仲間、達成感を味わうこともできます。

私たちと一緒に新たな可能性を切り拓いていきましょう。
あなたからのご応募をお待ちしています。