千葉県のサウナ無し銭湯記録④
6月24日(土)
千葉県のサウナ無し銭湯の記録④の最終日です。
昨晩は仕事終わりに船橋市の「クアパレス」さんを訪問し、その後「ジートピア」さんに宿泊しました。朝8時の電車で向かったのは2週連続2度目の勝浦です。約2時間かかって10時過ぎに勝浦駅に到着です。
勝浦の街歩き
勝浦駅に到着してからすぐ向かったのは「山五鮮魚店」さんの食堂です。
こちらで少し遅めの朝食をいただきます。発注したのはミックスフライ定食と金目鯛煮付けです。まずミックスフライは分厚い白身魚のフライが3つ。すごく食べごたえがあってもちろん美味しいです!
金目鯛煮付けも配膳された瞬間周囲のお客さんのざわめきが起きるほどのダイナミックな見た目です!しっかり味付けされていて非常に美味しいです。ただ金目鯛は半身だったので見た目以上のボリュームはありませんでした。
勝浦のオシャレスポットで小休止
朝から欲張って沢山食べましたが実は選択ミスでした。ミックスフライではなく「生アジフライ」にすれば良かったとか「幻のイカ刺」も食べたかったとか発注してからそれらのメニューに気づいたのです。しかしそれ以上にこれから食べる予定の麺が果たしてお腹に入るのか?という問題を抱えていました。
少し時間が経てばまたお腹が空くだろうと思いながらも無駄に時間を費やすのは本望ではありません。そこで勝浦で若い方に人気のオシャレなカフェに潜入し水出しコーヒーを発注し店内で涼みながら過ごしました。
ひさご食堂
オシャレカフェで休んだおかげで満腹状態は少し解消したので次なる目的地へ移動です。「ひさご食堂」さんでは地元のお客さんが皆さん注文すると言われている「ザーザー麺」を食しました。ネーミングから盛岡のジャージャー麺みたいな汁なしだと思いきや配膳されて愕然!ラーメンどんぶりには並々とスープが注がれています。こちらのザーザー麺ですが辛味噌スープをベースにモヤシとニラのとろみのある餡が乗っている横浜のサンマーメンに似た感じのラーメンでした。お腹空いてたらもっと美味しいのは分かるくらいの美味しさ。ただこの時の私には美味しさより苦しさの方が勝っていました。
千葉県最古の銭湯「松の湯」さん
先週も勝浦に来ましたが松の湯さんが臨時休業ということで再訪した次第です。今回は前日の夕方に営業されるかどうか電話で確認しておきました。15時前に到着すると煙突から煙が上がっています!
15時定刻になり扉を開け中に入るとどなたもいらっしゃらないので番台のところにある呼び鈴を鳴らすと女将さんが来られたのでご挨拶。まだ誰もお客さんがいない脱衣所や浴室の写真撮影の許可を得て貴重な写真を撮ることができました。またスタンプラリーのスタンプを「松の湯」用紙にいただき千葉県の松の湯さんをコンプリートできました!
コンパクトな浴室には壁絵などはありません。浴槽は1つでボディーマッサージなどは稼働していませんでした。カランやシャワーの出は良くありませんが普通に使える感じで銭湯としての役割は果たせています。浴槽の温度は40℃で丁度良い熱さでした。写真を撮るのを忘れてしまいましたが浴室の天井には湯気抜き穴がありました。
お風呂上がりに女将さんに色々とお話を伺おうと思っていましたがお忙しいようで番台付近にはいらっしゃらなかったので残念ながらそのまま退店しました。
創業100年の歴史を持つ「梅の湯」さん
勝浦を16時の電車で発って行きと同じく約2時間かかって到着したのは西千葉駅。ここから薪ストーブサウナが有名ですが現在サウナ休止中の「ビバークランド」さんを訪問し、その足で次は千葉県銭湯のラストを飾る「梅の湯」さんを訪問しました。
番台で480円支払いスタンプをいただきますがなんか変です。それもそのはずスタンプには屋号が入っておらずスタンプラリーで江戸川区5x千葉県5を達成した人が景品のタオルをいただく際に押すスタンプだったのです。間違えて押されたと思い番台の店主さんに確認するも「うちは最後の交換する銭湯だからそれで良いんです」と仰っていたのでとりあえず良しとしました。浴室の壁絵は珍しい陸前高田の奇跡の一本松でした。東北大震災にある程度復興が進んだ状態が描かれています。カランで洗体後、L字の浴槽へ。
縦の風呂はあつ湯
横の風呂はアワジェット
遭うべき風呂に出逢えることを
人は仕合せと呼びます
あつ湯は甘草の湯でした。水枕はなし。最後に脱衣所を抜けたところに露天風呂がありましたのでそちらに浸かってフィニッシュ!
帰りに番台の店主さんに壁絵について伺うと今年5月に田中みずきさんによって描かれたとのことで最初は丸山清人さんに依頼したそうですが高齢なのと現在は日野市にお住まいのため来れないと断れたとのことでした。
ちなみにこちらの銭湯でTwitterで仲良くさせていただいている方と後ほど偶然ニアミスしていた可能性のあることが判明しました。偶然にもほどがあるぜ!と言った感じで約1ヶ月に渡る千葉県30銭湯(東金市の非加盟「松の湯」さんは除く)を無事踏破することができました。