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「日本のものづくりは強い」を再認識した夜

皆さん、こんにちは。あっという間に6月となり、梅雨の足音が聞こえてくる季節となりました。
ゴールデンウィークも過ぎ去り、少しずつ日常のリズムが戻ってきた頃かと思います。連休中にリフレッシュされた方も多いのではないでしょうか。
私は浜松祭りに参加し、凧をあげてきました。お天気にも恵まれてとても気持ちよくリフレッシュできました。

今日皆さんにお伝えしたいことは「日本のものづくりは強い」と再認識した話です。
最近、政府機関の方々と交流することが増えてきました。先日は、政府機関の方々と15社程度のデジタル関連の経営者の皆さんで話す機会がありました。非公式な場ではありますが、政府の皆さんが現場でどのような悩みを抱えているのかに真摯に向き合ってくださり、私自身もとても勇気が湧く場となりました。深夜まで「二次会(こちらが本番?)」が続きました(笑)

少し前だと、日本のものづくりは自信を失っているという論調が多かったです。ドイツのシーメンスが提言した「インダストリー4.0」が流行りましたね。バズワード(流行語)となって、インダストリー4.0を自社へ取り込むかという議論が巻き起こりました。

この議論について、私は前から疑問に思っていました。欧米と日本では前提条件が大きく違います。日本の現場は"賢い"のです。日本の良さで突破できることはないのかとずっと考えていましたが、先日の会でより強く思うようになりました。

製造ラインの作り方からも違いがあります。欧米にはラインビルダーという役割があります。自社が考える製造ラインに適した機械を調達することです。機械の性能を高めることで生産性も高まるという考え方です。
一方で、日本はラインで働くワーカーの皆さんが優秀なので、創意工夫を前提にしています。日本の良さがあるのに、フィットtoスタンダードはその良さを殺してしまうのではないか。

ここで私たちの出番です。使い倒せるデジタル製品で現場の創意工夫を後押ししたい。自分たちが取り組んでいる方向に間違いないことに気づけたのがよかったです。

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