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7つの頂をめぐる南高尾山稜の山々に登った

2025.2.20 南高尾山稜を歩いてきました。

南高尾山稜とは

南高尾山稜は、高尾山の南側の尾根づたいに、甲州街道の東と西をぐるっと半周するコースです。途中で、大洞山、コンピラ山、中沢山、入沢山、泰光寺山、榎窪山、草戸山の7つの山の頂上を通ることから、セブンサミッツとも言われるようです。山と言ってどれもも300~500m代の山で、尾根を歩いているうちに登りや下りが出現して、頂上を踏んでいく感じでした。

南高尾山稜(YAMAPの軌跡より)

東側のバスマーク大垂水のバス停をスタートして、西側の高尾山口駅まで。この2つを高尾山でつないでハートマークをつくって1周するコースもあるようです。ほんとはそっちをセブンサミッツというのかな。

本来は草戸山と榎窪山は湖の外周をまわらず直線でつなぐのですが、城山湖駐車場のトイレに寄ったため、いびつな形になっています。公式ルートだと9km弱のコースですが、城山湖経由+境川源流の寄り道をして11kmでした。

大垂水へのアクセス

大垂水のバス停まではJR相模湖駅から八王子駅北口行きのバスに乗ります。
相模湖駅は高尾の次の駅です。駅にトイレはなくバス停の先にありました。

奥に見えているのがトイレ

バスの本数は1日3本ぐらいでした。私は8:40ぐらいのバスに乗りました。
直前に同じ番線から違う行き先のバスが出たりとわかりにくかったので運転手さんに確認するといいと思います。(みんなに聞かれるからか、ちょっとめんどくさそうでしたが・・)

大垂水峠のバス停

相模湖から乗ってきた人は、バス停からちょっと戻ったところにある道を通って歩道橋をわたり道路の向こう側の登山口に行きます。道路のこっち側の登山口は高尾山に行ってしまいます。

冬でもぽかぽか陽だまりハイキング

大垂水をスタートして最初は薄暗い森の中を歩きますが、南側の稜線に出ると明るくなってきます。南側斜面は冬でもぽかぽかであたたかく、歩いているうちに次々とピークが出てくるので変化があって歩いていて飽きません。

大洞山
コンピラ山
中沢山
セブンサミッツのひとつ

ベンチが多く休憩も楽しい

津久井湖に沿って稜線があるのでところどころで湖を見下ろせます。

富士山もちょこんと頭を出してます

津久井湖沿いの稜線や山頂には、ベンチがとても多いです。そしてベンチとセットでザックハンガーがあるところも多く、設置してくださっている方のホスピタリティを感じます。

ザックをかけるフック
「天空のレストラン」にほっこり

入沢山の少し先の見晴らしのいいベンチでコーヒーを淹れているソロの女性登山者さんがいて、休憩がてら話がはずみました。ベンチが多いからなのか、このコースには女性の登山者さんやランナーさんが多かった印象です。

コース上に大展望はあまりありませんが、ずっと森の中ではなく、ちょこちょこ展望があり、上りあり、下りありで、飽きさせません。草戸山から先はゴールまであまり休憩場所はなく、疲れてきた足には最後長いなぁ〜と感じるかもしれません。

草戸山頂上より都心方面をのぞむ

しかしゴールは唐突に訪れます。民家が見え始めたと思ったら登山道が終わり、そこから歩いて3-4分で高尾山口駅に着きます。そして温泉へ直行。

民家をすぎると登山道が終わり駅はすぐそこ

南高尾山稜のトイレ

今回困ったのが、南高尾山稜の公式ルートにはトイレがないということでした。バス停にもない。ということで、冒頭に書いた通り、城山湖の駐車場によりました。

とてもきれいなトイレですが、このトイレに寄るために、いったん山をおりて発電所の横を通り、城山湖の脇をずーっと歩いて草戸山に向かわねばなりません。しかも、この城山湖の近辺にゲートがあり、夕方には閉門してしまうので厄介です。

そして、以前城山湖で熊が出たからか、かなり頻繁にクマ注意の看板が。

こわそうな熊です
憩いの場所あずまやの雰囲気一変

次回ここに来るときは、またこの城山湖によるか、あるいはコースのどこかで用を足すか、それともトイレ休憩が必要ないぐらいの速さで走り抜けるか・・・迷うところです。

南高尾山稜まとめ

  • 冬でもぽかぽか。ひだまりハイキングが楽しい。

  • コース上にベンチが多いから休憩も楽しい。

  • 分岐が多いので道標と地図はしっかり確認。

  • トイレがない・・・城山湖に寄りました。

  • ゴールは高尾山口だから温泉にありつける。

おまけ

伊藤園大納言しるこ@高尾駅
赤飯おこわ@天空レストラン
ミニドーナツ+小倉@高尾さんかく堂
美味しいホットコーヒー@高尾さんかく堂
高尾まんじゅう@有喜堂

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