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ラーメン戦争勃発魁力屋 vs 町田商店

 町田の誇り、超ドローカルな下北兄弟サブカルチャーの拠点であり、数々の企業を全国区へと送り出してきた地域メディア「変わりゆく町田の街並み」(略して変わ町さん)が、新たなラーメン店の開店情報をキャッチしました。今回注目されたのは、聞き慣れない名前の「魁力屋」。鶴川店に続く町田で2軒目の店舗がオープンするというニュースです。

「変わ町さん」、メディアとしてはまだまだ未熟な部分もありますが、地域に根ざした情報発信にかけては天下一品(あ、またラーメンネタになってしまいましたね)。今回も例に漏れず、町田の街を賑わせる新たなラーメン店の開店から閉店まで、しっかり追跡してくれることでしょう。

京都から押し寄せる公家軍団、魁力屋の勢力拡大に対し、町田が誇るラーメンチェーン「町田商店」を率いるギフトがどう迎え撃つのか。これからのラーメン戦争の推移が非常に楽しみです。

ラーメン好きの方々も、変わ町さんの動向を追いかけながら、これからの町田のラーメンシーンを見守ってみてはいかがでしょうか。

それはまず、両者の玉杯の比較をば少し。

ラーメン比較

地域性もあるでしょうか、あっさりとこってり、とは言っても町田商店さんは、出汁で薄めてくれますので、あっさりも守備範囲と言えるかもしれません。

魁力屋

強み

  1. 安定した経営方針: 地元に根ざした経営を重視し、京都風ラーメンという独自の強みを活かして、地域に愛される店舗作りを行っています。

  2. フランチャイズの柔軟性: 加盟店が地域のニーズに応じたアレンジを加えることができ、地域密着型のサービスを提供しています。これにより、地域ごとに適した経営が可能です。

  3. 低リスクな加盟条件: 初期投資やロイヤリティの負担が比較的軽いため、小規模な投資家でもフランチャイズに参加しやすいです。

弱み

  1. 拡大ペースの遅さ: フランチャイズ展開のペースが遅く、新規店舗のオープンが限られています。急速な成長を目指す投資家にとっては、成長機会が少ないかもしれません。

  2. ブランド認知度の課題: 全国的な展開がまだ進んでいない地域も多く、ブランド認知度が低いところがあります。これにより、新規市場での競争力に限界が生じる可能性があります。

町田商店

強み

  1. フランチャイズ展開の成功: 全国的に急速に店舗を増やし、家系ラーメンのブランド力を活かして新規店舗を次々とオープンしています。

  2. ブランドの統一性: すべてのフランチャイズ店で味やサービスの一貫性を保つための厳しい品質管理が行われています。これにより、どの店舗でも安定した品質のラーメンが提供されます。

  3. マーケティング力: 広告やSNSを活用した積極的なマーケティング戦略により、ブランドの認知度を高めています。プロモーションやキャンペーンを頻繁に行い、新規顧客の獲得にも成功しています。

弱み

  1. 初期投資の高さ: フランチャイズ加盟に高額な初期投資が必要で、小規模な投資家にとって参入障壁が高いです。

  2. 競争の激化: 同じブランド内で店舗数が増えることで、近隣店舗間での顧客争いが生じる可能性があります。これにより、売上の分散や競争の激化が懸念されます。

魁力屋は地域に根ざした柔軟な経営を強みとし、町田商店は急速な拡大と統一性のあるブランド展開を強みとしています。それぞれの経営戦略に合わせた性格が際立っています。

それでは、それぞれの経営母体について簡単に比較しましょう。

経営母体

町田商店は、ニッチターゲット、魁力屋はファミリー層と地元客がメインターゲットのようですが、どちらも拠点を衛星都市に配置して拡散していくような戦略と見ればほぼ同じでしょう。駅前か郊外かでは大きく考え方は違いますが。

さあ、この戦いの行方は如何に。




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