コースタルローイングとは?
コースタルローイングとは、直訳すると、
Coastal =海岸/沿岸の
Rowing=ボート漕ぎ
つまり、海(もしくは大きな湖)で行われるボート競技です。
漕ぎ手と自然との関係を重視したこのコースタルローイングは、
これまでの、コースが守られていて静かな水面での
伝統的なボート競技とは大きく異なります。
荒波や風がある困難な条件下でも漕ぐことになるため、
基本的な漕ぎ方の知識はもちろん、
レースコースを攻略するための技術を磨くことも重要になってきます。
そんなコースタルローイング、海外では
「ローイングの極限」ともいわれています。
コースタルローイングは、2024年パリオリンピックでの
新種目としてデビューすることも決定しており、
近年急速に普及してきているスポーツです。
コースタルローイングの歴史
コースタルローイングは、80年代末にフランスで、
航海士ジェラール・ダボヴィルのアイデアから生まれました。
その後、1992年から国際ボート連盟(FISA)のメンバーである
モネガスク人のJannot Antognelli氏とマルセイユ人のDenis Masseglia氏を
含む技術委員会によって開発されました。
当初のアイデアは、木製のヨーレ(ローイングの代表的な細長いボート)を、波と風によってかき回される海に、
耐えられるボートに変えようというものでした。
こうして生まれたのが、1人乗り、2人乗り、4人乗り、コックス1人の
「ヨールドメール」(フランス語で海辺のボートという意味)で、
フランスの南海岸で始まり、
やがて大西洋岸やフランスの海外植民地でも行われるようになりました。
コースタルローイングの競技種目
コースタルローイングには、2つの競技種目があります。
ロングディスタンスレガッタ
ロングディスタンスレガッタは、
6,000メートル(予選は4,000メートル)のコースで行われ、
海に設置されたブイを目印に、
水上または海岸からスタート/フィニッシュします。
スプリントレガッタ
スプリントレガッタは、250メートルのスラロームコースで行われ、
ビーチからスタートし、再びビーチに戻ってゴールとします。
引用元↓
「楽しむ」コースタルローイング
ここまで見ると、プロ向けの厳しいスポーツに感じたかもしれません。
しかし、近年、初心者でも海でボートを楽しめる新しい製品が誕生し、
この度日本に輸入することが決まりました。
この新しいスポーツを観戦するだけではなく、
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