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SUPとローイングの比較
先日私は、SUPとローイングの両方の良さを取り入れた
「SUPローイング」の紹介をしましたが、
今回は、SUPとローイングをそれぞれ比べてみようと思います。
「SUP」とは
![](https://assets.st-note.com/img/1656661663425-E4yCmu9I7c.jpg?width=1200)
スタンドアップ・パドルボード(Stand-Up-Paddleboard)の略称で、
サーフィンのロングボードのような大きめのボードに乗り、
立った状態でパドルで漕いで水面を進んでいく
ウォーターアクティビティです。
発祥は1960年代にハワイのサーファーたちが、
観光客を乗せるアウトリガーカヌーのオールを使って
ロングボードのサーフィンを楽しんでいたのがルーツと言われています。
しかし、その原点なるスタイルは古代ポリネシア文明の頃から
水の上を移動する手段として存在していました。
手軽に水の上を移動できる手段や、そのスポーツ性、
また海だけでなく、川や湖など様々なフィールドで楽しめることから、
現在では世界中に愛好者が急増している注目のマリンレジャーです。
「ローイング」とは
![](https://assets.st-note.com/img/1689208815198-zKNmxWwtpU.jpg?width=1200)
ボート競技のことで、漕艇、端艇・競漕とも呼ばれ、
座席が前後に動き、オールを使って脚力で進む船で競技をします。
ローイングの歴史は古く、紀元前1430年のエジプトでは
既にアメンホテプ2世がボート選手として
功績を残したという記録が残っています。
現在のボート競技としては、
かけ事の一環としてイギリスのテムズ川で行われたボートレースが
一番古いとされており、ここからボート人気が高まったといわれています。
まだまだ奥が深いローイングの歴史ですが、
奥が深すぎる為ここでは割愛させていただきます。
パドリングスポーツとの違いは、オールがボートに
固定されているかいないかの点です。
パドリングスポーツはボートに固定されておらず、
ローイングは固定されています。
それぞれのメリット
SUPのメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1656661688256-eTax6ktW3N.jpg?width=1200)
セーリングやローイング、そして写真のようにSUPを楽しむこともできます。
SUPのメリットは、初心者でもはじめやすい点です。
高度なテクニックも必要なく、体験できる場所も沢山あります。
海や川、湖など楽しめる場所も多く、
楽しみ方も、ヨガやフィッシング、
クルージング、サーフィンなどさまざまです。
また、ペットと楽しめる点も大きな魅力です。
そして、SUPはハードボードとインフレータブルボードがあり、
それぞれ良い点があります。
ハードボードは日光に強く、スピードが出ます。
インフレータブルボードは、持ち運びや保管に便利です。
ローイングのメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1689208988646-5P7d2n4sAr.jpg?width=1200)
SUPと比べると、少しハードルが高いように感じてしまうかもしれません。
しかし、トレーニングジムに「ローイングマシン」が置いてあることから
わかる通り、運動するにはかなり効果的です。
ローイングは、長時間手足を動かす事と、
水中での抵抗による負荷によって、
有酸素運動と無酸素運動が同時にできます。
また、ハーバード大学の研究によると、
体重約86キロの人がたった30分漕ぐだけで、
377キロカロリーも消費することが分かっています。
ローイングは全身の84%の筋肉が使われ、脂肪燃焼効果もあります。
また、ローイングは、地道で粘り強く、ひたむきな努力を必要とするので、
メンタル面も鍛えられるといわれています。
他にも、姿勢改善や、骨粗しょう症予防など、
健康面でも非常に良いとされています。
注意点
SUPの注意点
海で波に乗る場合には、
「波を横取りしない」、「混雑したところに入らない」など、
他のサーファーたちと共通のルールがあります。
SUPは一人で乗ることが多いスポーツですが、
楽しく乗るためにも周りに配慮して、ルールを守ることも大切です。
また、SUPボードと身体を結びつける「リーシュコード」も
切れてしまうことがあります。
ボードが流されて他の利用者に当たることがないように気をつけましょう。
ローイングの注意点
ローイングは、後ろ向きに進むので、進行方向が見えません。
その分、周りに人や障害物がないか、より厳重な注意が必要です。
共通の注意点
水上での活動は危険も沢山あるので、
SUPとローイング、どちらの注意点も似ています。
●水域の確認
立ち入りやSUP・ボートなどが禁止されていないか確認しましょう。
サーフィンはOKでもSUPはダメ、
カヌーはOKでもボートはダメ、
という場所もあるのできちんと確認が必要です。
●気象・水象
一歩間違えると命の危険もあります。
風や水の流れに気を付けましょう。
●周囲への注意
船舶からは、SUPや小さいボートなどは見えにくいです。
船が通るときには、端によって待機しましょう。
端に寄ると今度は、釣り人がいたりすると、釣り糸にも注意です。
周囲に注意できる広い視野を持ちましょう。
●整備の確認
SUPボードやボート/オールなどの異常がないか確認しておきましょう。
●荷物の管理
ロッカーなど保管場所があれば良いですが、ない場合もありますよね。
防水バッグに入れて、SUPやボートに積んでおくのが一番安全です。
●泳げるかどうか
泳げた方が好ましいですが、
泳げない方は必ずライフジャケットを着用しましょう。
最後に…
![](https://assets.st-note.com/img/1689209178476-FMGk1zLQmn.jpg?width=1200)
いかがでしたでしょうか。
楽しんだり、リラックスしたりできるSUPと、
身体的にもメンタル的にも鍛える事の出来るローイング。
共通しているのは、どちらも自然をめいっぱい感じて
楽しめるということです。
以前も紹介しましたが、弊社では
SUPとローイング、両方の「いいとこどり」な商品を輸入しております。
興味のある方は是非、こちらのページからご覧ください!
https://www.rowonair.jp
参考元(SUP)↓
参考元(ローイング)↓
http://ozawa-rowing.com/n02-invitation-and-inform/03-wheretorow/wheretorowj.html