お花がいっぱい高橋真琴の世界

数年前に知って(こどものとき目にしていたはずだけど、知り直した、という表現の方が正しいのでしょうか…、とにかく)とてもすきになったのが高橋真琴さんの世界です。

画集がたくさん出ています。

もう最高峰の売れっ子だったそうで、有名だと思うのですが、こんな感じ↑の並びで見て頂くと、世界観、もうそれはよくわかりますよね(^^)。

このイラストの好みうんぬんという以上に、真琴さんご本人の柔和な雰囲気や、人生観がとてもすきで、家じゅうにイラストを飾ったり楽しんでいた時期もあります。引っ越してきてからは画集で眺めています。

真琴さんご本人の雰囲気が観れるyoutubeです。

数年前、百貨店であった個展のときに、直筆サインももらいました。(原画は買っていないです。)

人生観の部分は、画集の中にあった文章から知りました。

真琴さんは戦争を経験されているので、
・逃げ込むはずだった場所にたまたま逃げ込まなかった日に、その場所が全焼してしまい、自分は助かった。
・美しい外国人の少女が「マミー!」といって走っていく姿を見ていた時、その子が義足であることに気づいた。
など、世界のモノクロのような暗い部分を体験をされたそうです。

だからこそ、美しく可憐な、植物や小動物にあふれた世界を描いてきた、というようなことをおっしゃっていました。

わたしも実は絵を描くことがすきでした。

ですので、高校時代に進路をどうするか、というとき、芸術方面に進むっていうのもありなのかなぁ、とチラッと思ったのですが、
芸術となると、きもちわるい世界を表現しているようなひとたちも一定数いるから、ちょっと自分はちがうので、ふつうの四大に行っておこう、と思ったようなところもあります。(#^^#)

評価の高い芸術家や、その人たちが作って街中にあるモニュメントなんかも、意外と”怒り”から表現されたものも多いですよね。…六本木ヒルズの巨大な蜘蛛のモニュメントもたしかそうだったはず…。

わたしの場合、そういうものに用はないのです。!(^^)!

思春期の一時期、そういうものの爆発力みたいなものに力を借りたことはありますが、通り過ぎると、もうひたすら、
美しいもの、可憐なもの、生命力の面にフォーカスしたアートに、価値を見ています。(*^^*)

みなさんはどうですか?


みんなのギャラリーで綺麗なバラのお写真をお借りしました。ありがとうございます。


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