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東大合格【雑録】〜試験当日は赤い色の服はNG?〜

受験にまつわる小ネタコーナー。
経験から見出したことを書きます。

何かの本で読みました。

赤色で印字された問題を解いた生徒は黒色印字の生徒よりも成績が悪かった

と。

赤色は冷静な考察を妨げるそうです。


確かに一浪目、センター、私立、東大ではすべて赤い色の服を着ていきました。

「勝利の赤」という認識を持っていたからです。


そうか。

これが不合格の一因かもしれない。


そう思い浪人二浪目は赤色の服は一切着ていきませんでした。

不合格を寄せ付ける疫病神はすべて祓いました。


準備万全。

私大の初日。

慶應文学部。

英語の解答用紙が配られました。

驚きました。


問題用紙も解答用紙もすべて赤色でありました。


どうやら慶應は色で科目を見分けているようです。

「慶應め、僕を落とす気だな。」と思いつつ、

白色の紙で解いた場合と今とでは平均点は変わるのだろうかと考えながら、

冷静沈着に問題を解いていきました。


赤色の呪いには全くかからなかったようです。



ここで言いたいのは「赤色は避けた方が良い」といことではありません。

そうではなくて、

受験の時でも、1つや2つ儀式を持っていてもよい

ということです。

例えば、試験に強いシャーペンや、お守り代わりのテキストなどです。

私の場合は、試験の直前にチョコとキャラメルを食べることを儀式化していました。

それを経て、試験に臨む心構えを作ろうと考えていました。


必ず作る必要もないけれど、

何かの決め事をつくることで、

自分の精神が目の前の試験という敵に向かって、

「全集中」になる

ことがあると思います。


赤色の服を着ないということは、

「赤色の『効果』で悪い成績を取りたくない」

という思いから生まれた儀式ではあったけれど、

ぼくにとって「赤い服を着ない」ということは、

試験に対して良い緊張感で臨む準備を整えること

という潜在機能を果たしていました。


この儀式の習慣、

ミュージカルの舞台前とか大学院受験の前でも、

未だにやってしまっています。


自分なりの儀式をぜひ模索してください。

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